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東北弾丸ツーリング 【後編】 [過去のツーリングレポ]

今回の記事は2008年8月
KAWASAKI ZZR-1400にて
岐阜県をスタートし、1泊2日という超弾丸ツーリングで、
青森県の竜飛崎を目指したツーリングのレポート。
ぶっちゃけかなり無謀ともいえる、耐久レースのようなツーリングだったが
これでまだまだ自分でも長距離やれる!と自信をつけてしまったツーリングでもある。

以下前回の記事で書いた前編のつづき。

前編からお読みになりたい方は、こちらからどうぞ。


-----------------------------------------------------------------

青森市内で一泊し、朝は5時半には起床し、
そそくさとチェックアウトの準備。
6時にはチェックアウト、この日は月曜日。
市内が混み始める前に市街地を脱出してしまう算段。

道路わきの電光掲示板の示す気温は16度。
ハーフメッシュジャケットでは寒いくらい。
まだ比較的交通量が少ないR7からR101へ。

R7とはまたしばらく先で長々とお世話になることになるが。

五所川原市を抜け、鯵ヶ沢へ出ると真っ青な日本海が広がる。
もう少し遅い時間なら、この鯵ヶ沢でおいしいイカ焼きが
食べられるのだが、さすがに時間が早すぎてまだ
『焼きイカ通り』も閉店の店ばかり。

今日は下道の長い行程になるから先を急ごう。
とにかくこのあたりのR101は、ずっと海岸線を走る道路で
そこそこ変化もあって楽しい。
まずは『千畳敷海岸』で休憩&朝食。
朝食は持っていった携帯食。携帯食大活躍(笑)

touhoku009.jpg

その先は右手に日本海、左手には世界遺産『白神山地』を
のぞみつつ青森と秋田の県境を越える。
秋田に入ってすぐの道の駅で休んでいたら
軽自動車で旅をしているというオッチャンに話しかけられる。
オッチャンは豊田から来たそうで、これから北海道へ渡り、
さらに宗谷岬を目指すのだそうだ。
オレもいずれは弾丸ツアーじゃなくて
そんなノンビリ旅をしたいなぁ…

R101をさらに南下すると能代市に入り、ここで
青森県内で別れたR7へ再び合流。
しばらくはR101との共用区間。
で、すぐにR7、R101の分岐をR101に入り
そして更にK42に入って、八郎潟干拓地の中を走る。

touhoku010.jpg

北海道っすか?ここは(笑)
気持ちいいほどまっすぐな道が続く。

八郎潟干拓地の中には、山頂が海抜0mの日本一低い山が
あるということなので、まずはそこを目指そう。


touhoku011.jpg

こんな山(笑)
『大潟富士』と呼ぶそうだ。
公園の遊具並みですな。

ちなみに山頂から眺める八郎潟干拓地の風景。

touhoku013.jpg

う~ん…見渡す限り田んぼ…
で、山頂から見下ろしたZZR。

touhoku012.jpg

この八郎潟干拓地内には

東経140度線
北緯40度線

の、交会点ってのがあるらしい。
ほんじゃいってみよみゃぁか~と、
その1kmばかり手前まで来たら超ダート。
時間的にも予定よりだいぶ押してきてるし
こんなトコで転倒トラブルも御免なので交会点は諦める。

そのかわり
東経140度線

touhoku015.jpg

北緯40度線

touhoku014.jpg

の線上では写真撮ってきたよ。
ここからは八郎潟干拓地とはお別れして
男鹿半島を走るとしよう。

八郎潟干拓地をぐるぐる(といっても直線路ばかり)したら
K42をそのまま南下。するとまたR101に出るので、
それを右折し、男鹿半島へ入る。
R101からK54へ。
そしてすぐにK55。

このK55が事前には全く期待していなかったのだが、
それをいい意味で裏切る超快走路。

寒風山という山を登るのだが、たいした標高でもないのに
高い樹木が無く、視界が開けてて、かつ適度なワインディング♪

touhoku016.jpg

気持ちまで晴れ晴れしてくるようなワインディングが10km近く続く。

touhoku017.jpg

寒風山を下ったら男鹿半島の沿岸部に出て
先っぽの入道崎を目指す。
沿岸部とは言うものの、海を見ながら走れる部分は
入道崎の手前少しだけの区間だ。

入道崎灯台。

touhoku018.jpg

さほどたいしたところとも思えないのだが、
月曜日の割にはたくさんの観光客で溢れていた。
灯台そのものは閑散としてたけど(笑)

そしてここにも北緯40度線を示すモニュメントの数々が。

touhoku019.jpg


touhoku020.jpg


このまま何万年もしたら、その頃の人類が見つけて
貴重な古代遺跡だ!とか言ってるんだろか。

相変わらず予定よりも時間が押しているのは確かなので、
そそくさと人が多い入道崎は立ち去り、男鹿半島沿岸を
ぐるりと回るのは諦め、八望台というところで
爆裂火口湖群を観察していこう。

touhoku021.jpg

下に見える森に囲まれた湖が爆裂火口湖。
戸賀湾もかつては火口湖だったらしい。
言われてみればなるほどな形をしている。

んで、反対側を見ると先ほど走ってきた寒風山が見える。

touhoku022.jpg

先を急ぐ為にもここは男鹿半島のど真ん中を突き抜けてる
なまはげラインを使って、R101へと戻るとしよう。

このなまはげラインってのがまた、山の中とは思えないくらい
ずこーんとまっすぐな快走路で、前後に車もいないし、
快調なペースで流していた。

その時、ZZRのミラーに緑真っ盛りな山中には
何か違和感感じるものがうつる。

ん?

赤色灯回した、仕事熱心な公務員さんが乗った白いバイク!!!

やっべっ!!!

ロック寸前のフルブレーキング!
あまりの減速っぷりに、一気に赤色灯を回した白いバイクが近づく。
けど止まれともなんとも言わないなぁ?
計測される前に減速できてたのかな?

…それにしてもいつまでついてくるんだこいつ…

たらたら制限速度で流してるような道でも無さそうなんだが…
めいっぱいチンタラ走ってたら、さすがに公務員さんも
諦めてくれたのか、左折して行ってくれた。


どうやら秋田県は、白いバイクに乗った『なまはげ』も出没するらしい(笑)

「ブッ飛ばしてるやつは いねがー!」



男鹿半島を後にし、次の目的地である『鳥海山』を目指す。

とはいうものの鳥海山は秋田県と山形県の県境。
男鹿半島の根元からしたらまだまだずいぶん先だ。

R101~K56と経由してまたまたR7へと戻る。
昼ごろに鳥海山まで行けてたらいいなぁ~
ぐらいのアバウトな距離感で走ってたから、
男鹿半島で昼過ぎてしまった…(;・∀・)

ここで一旦給油。
ここらで入れておけば、鳥海山経由で新潟に入るまでは
もつだろうと判断。 燃費は17.88km/L

秋田市~由利本庄市~にかほ市と
順調に南下。
にかほ市に入ったあたりから、左前方にドーンと構える
鳥海山が見えてくる。
と、同時に右手の日本海上には飛島が見える。

鳥海山へはK32経由で上がっていく面白そうなルートもあるが、
これだとR7経由よりも50kmばかり余分に走る計算になる。
時間から言ってもあまりノンビリしてると
鳥海山登りきった頃には日が暮れてる…
なんてことにもなりかねない。

実際にかほに入ったあたりから、雲が厚くなり
すぐに降りだすような感じではないものの
陽射しが弱くなってきていた。

象潟(さきかた)の道の駅に寄ってそこから程近い
K58~K131鳥海ブルーラインへ上がろう。
象潟の道の駅からの鳥海山。
このときはちょっと雲がかかっていた。

touhoku023.jpg

K58~K131鳥海ブルーラインへは、
道案内の看板もしっかりしていて実に解りやすい。
道を譲ってくれた数台の車をパスしつつ、ぐいぐい快走ワインディングを登る。

touhoku024.jpg

上の写真の海岸線のちょっと半島のように突き出したあたりが
さっき写真を撮った象潟。

touhoku025.jpg

ちょっと見にくいけど、いかにも楽しく走れそうなワインディングが
山を縫うように走っているのが解るだろうか?

そして鉾立展望台近くから見上げる鳥海山。
ススキが風になびく。

touhoku026.jpg

鳥海ブルーラインの後半に入って下り始めると
いよいよ山形県だ。
人生初山形県!
この瞬間、ようやく東北6県、すべて足を踏み入れたことになった。

鳥海山を降りて再びR7へ。
道の駅鳥海ってとこで休憩。
ここでまた腹が減ってることに気付き、携帯食。
そういえばこの日は朝から携帯食と、途中の道の駅で買った
ソフトクリームしか食べてない。

時間は18時近い。
携帯で雨雲レーダーと、予報をチェック。
明日の東北南部の天候はどう転んでも雨。
しかも大荒れの予報。

やはり裏磐梯は諦めようとここで最終決断。
山形、米沢方面へ進路をとるのはやめ、
一路新潟を目指す。

新潟県内に入り高速道路に上がれば、遅くとも
明日早朝(8/19)には帰宅できるだろう。

しかしまだ山形県の酒田市。
めげてる暇は無く、R7を南下。
ペースは悪くないからそこそこ気持ちよく流せるのだが
いかんせん曇ってる上に日が暮れてきた。

そして鶴岡市の道の駅に寄って休憩する頃には
すっかり日が暮れて暗くなってしまった。
景色は堪能できないがR7よりは面白そうなので
鼠ヶ関よりR345へ入る。
このあたりでようやく山形県から新潟県へと県境を越える。

R345の海岸沿いは『笹川流れ』というんだそうで、
結構走り応えのある路面の整ったワインディングで
明るければ結構景色もよさげ。
まぁ真っ暗闇じゃ仕方ないんだが。

実に30km以上の明るかったら気持ちよさげなワインディングを走り
海岸線沿いに町の明かりが見えてきたなぁ~と思うと
そこが村上市。
ここまで来ると日本海東北自動車道が延伸中の胎内市はすぐ近くだ。

このときすでに時間は20時半。
現在のところの日本海東北自動車道終点の中条ICから
高速に上がってしまおう。

高速に上がる前にガソリンを入れておこうと思うのだが
探すとなかなか見つからない。
しょうがない、R7沿いならGSあるだろうと、中条ICの前をやり過ごし
R7へ出てすぐのスタンドで給油。燃費は18.99km/L
ちなみにこれ下道走行の最高記録。

中条ICから日本海東北自動車道へ上がる。
さぁ、最後の高速ロングランの始まりだ。
速度を上げるとシールドにパチパチと虫が当たる。
さすがに田んぼの中を走る高速道路、虫多いなぁ…
と、思っていたら違う!雨だ!!

参ったな…カッパ着るほどじゃないけど
急に酷くなっても高速道路上では困るしなぁ…
と、思いすぐさま最寄のSAへ入る。

携帯の雨雲レーダーによると、日本海側からちょうど雨雲が
かかり始めてるところで、もう少し走れば
雨雲領域からは脱出できそうだと判断。

休憩はソコソコにリスタート。
新潟中央ジャンクションを通過し、北陸道に入り
しばらく走る頃にはすっかり雨の心配は要らなくなった。

代わりに雨雲レーダーは、自宅近辺での雨雲を表示している。
こりゃ帰宅前にはまたカッパ着なきゃいかんのだろな。

上信越道松代PAで最後の給油。燃費は17.55km/L
長野道~中央道へ。

さすがに中央道へ入ったあたりから眠気が増してきた。
それもそのはず。
朝、6時に青森市内を出発してからこの時点で
およそ18時間以上経過している。
そのほとんどをバイクに跨った状態だからねぇ…

たまらず目に付いたPAにて休憩。
眠すぎてどこのPAか名前覚えてない(笑)

バイクを停めてしまうと眠いって程でもなくなってきたので
歩き回ったり、ボーッとしたりをしばらく繰り返して
ココからは一気に自宅を目指す。

帰宅は8/19午前3時半。

8/16午後7時に出発して56時間半の旅。
うち13時間はホテル滞在してたから…
43時間で2356km。
平均時速はおよそ55km/h。
時速55キロの弾丸(笑)

いやぁ~実にアホアホな弾丸ツーリングでしたな。


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東北弾丸ツーリング 【前編】 [過去のツーリングレポ]

今回の記事は2008年8月
KAWASAKI ZZR-1400にて
岐阜県をスタートし、1泊2日という超弾丸ツーリングで、
青森県の竜飛崎を目指したツーリングのレポート。
ぶっちゃけかなり無謀ともいえる、耐久レースのようなツーリングだったが
これでまだまだ自分でも長距離やれる!と自信をつけてしまったツーリングでもある。

テキストメインで長いので前編と後編に分けて記事にしたいと思う。

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大雑把なルート。

touhoku001.jpg


2008年8月16日 土曜日。
普段どおり仕事をこなし、軽くシャワーを浴びる。

荷造りをし、
「さ、いこうか♪」
と、ZZRのタンクをポンポン。

携帯で、雨雲レーダーを確認するとかなり微妙な様子。
19:00頃一応カッパを着込んで出発。
小牧東ICから高速道路に上がり、天気の様子を見て
カッパを脱ぐかどうかは考えよう。

さすがに蒸し暑いしカッパの中は長袖Tシャツで走る。
ところがこれが大間違い。
高速走行ではカッパが異常なほどバタつき、疲れる。
ウエスト部分は締め上げて調節したが、二の腕の部分は
締めても足りない。なにより首の後ろがバタバタ騒々しい。

恵那峡SAで一旦カッパを脱ぎ、駒ケ岳SAあたりまでは
カッパ無しの快走。
駒ケ岳SAの直前でバタバタ本降りになった時は焦ったが
ハーフメッシュジャケットがバッチリ撥水してくれていて助かった。
ここで、ジャケットの上からカッパを着ることにする。
この先標高も上がるから気温も下がるだろうし、バタツキも
少しは改善されるだろう。

駒ケ岳SAから上信越道 松代PAまで走って給油。
燃費は19.48km/L
この時点で22:30。

上信越道を北上し、上越市で北陸道に合流。
この頃には日付も変わる頃になり、さすがに交通量は少なくなる。
これで雨が降ってなければ快適なのだが、
新潟県に入ったあたりからは完全本降り。
それもかなりの強さ。

米山SAで休憩し、黒崎PAで給油する頃には時刻は1:30。
この時の燃費が15.97km/L
2年前にインプレッサで走ったときを考えるとペースが遅い。
バイクでウエット路面ではちょっとトバす気になれない。

新潟中央JCTから磐越道に入り、磐梯山SAで3:00。
ここでこの先の長い東北道のことを考え、軽く夜食。
夜食は持っていた携帯食。ソロツーでは結構役に立つ。

30分ほどベンチで横になり、雨の様子を携帯で調べると、
どうやらここから宮城県を抜けるまで位が
雨のピークのようだ。

郡山JCTで東北道に入って福島県~宮城県を通過するあたりが
猛烈に雨が強く、胸に当たる雨粒が痛いため
ペッタリ伏せてシールドにもぐりこんで走ることしばし。

国見SAで給油。燃費は19.00km/L
メーター読み110km/hくらいで巡航するのが燃費にはよさげ。
エコランするつもりは無いが、これ以上の速度での
雨中走行は自分がつらい。

仙台市内を抜ける頃から空は明るくなり始め、
携帯の雨雲レーダーで見たとおり、岩手県には入る頃から
雲に切れ間が出てきた。

左手に岩手山が見えてくる頃には青空も覗き、朝日が射してきた。
進行方向の先の空が明るいのはそれだけで気持ちも明るくなる。
高速道路を降りる予定の松尾八幡平ICから八幡平アスピーテラインへ
入る間にはGSがなさげなので、無難に岩手山SAで給油。
燃費は16.91km/L

さ、東北ツーのまず一つ目のお楽しみ♪

八幡平アスピーテラインへ!来たぜZZR!
岩手県内の松尾八幡平ICを降りたらK45をしばし八幡平方面へ。

あ、そうそう、『八幡平』ってのは『はちまんたい』と読む。
『はちまんだいら』とか、『やはただいら』ではない。

K45からK23に入るといよいよ八幡平アスピーテライン。
ちなみにK23に入るときに左折すると八幡平樹海ライン。
どちらを走っても岩手県と秋田県の県境になっている
八幡平頂上の見返り峠で合流する。

この八幡平アスピーテライン、たいした標高は無いのに
ところどころにまるで2000m級の山道のような
スノーシェードが存在する。
しかもその中ですんごい急カーブを描いてたりするから
調子に乗ってトバすと結構スリリング。

景色の良いところも多く、道端に一旦停車して眺めようと
停めてみるとすごい急勾配でサイドスタンド出しただけではバイクが
ずり落ちていくじゃありゃしませんか!

一度は自分が足をついた位置も悪くて
タチゴケするかとあせったあせった。
どうにか景色も開けて、傾斜もさほどでないところまで来て
撮影したのがこの写真。

touhoku002.jpg

まだやや低い雲がかかっているけれども、まさに文明の侵入を
拒むかのような樹海がひろがり、写真では見にくいが
見おろすとこれまた神秘的な湖?沼?がある。
ZZRのエンジンを止めると、ウグイスの鳴き声が聞こえた。

この写真のあたりからは、しばらく山の尾根を走るような感じで
どこかでこんな感じの道路があったような…と思い出してみると
長野のビーナスラインと雰囲気は似ている。

touhoku003.jpg

八幡平頂上の見返り峠を越えると、秋田県。
ツーリングマップル東北版の八幡平拡大図のページでは
アスピーテラインは岩手県側よりも秋田県側の方に
オススメロードの色がついているが、視界の開け方も
路面の状況も岩手県側の方が良かった。
これこそツーリングマップルだけではわからない事実。

アスピーテラインを下り、R341へ出る途中にも
温泉や地熱発電所があり、ところどころ硫黄の香りが漂う
ここは奥羽火山帯の中なんだと思い知る。

R341に出た後は津軽半島先端の竜飛崎を目指すのだが
実はその道中、どうしても立ち寄りたいところがある。
時間的には10時も過ぎてる。
昼に津軽半島の平舘まで行きたい。
下道では到底間に合わない距離だ。

うーん仕方ない、鹿角八幡平ICから再び東北自動車道へ上がり、
青森ICを目指す。その距離およそ100km。

どうしても昼ごろには平舘にたどり着きたかった理由…

それはウニ丼。


ウニ漁解禁の夏の時期の、それも漁に出れた日にしか
メニューとして出せないウニ丼。
もちろんツーリングマップルにも載ってない。
お昼時は結構地元の人たちで混雑しているので、
集団で訪れる場合はあらかじめ電話とか入れてからでないと
かえって迷惑かも。

touhoku004.jpg


店内は座敷を含めても15席くらいしかない。
店内では津軽弁が飛び交ってる。
まぁ聞き取れないほどのなまりは無いが。

「ここでウニ丼食べる為に、バイクで一晩中
 走ってきましたよ~。」

って店の方に話したら、名古屋からスーパーカブで
来た人いるよといわれて軽く撃沈。
カブでかよ…


むっちゃおいしいウニ丼を食べ、お腹も気持ちも
満たされたら、次は津軽半島の先っぽ『竜飛崎』を目指す。
天気は最高、気温も24度くらいでバイクで走ってると
潮風がちょうど気持ちいい。

竜飛崎灯台へ上がる道の手前のココを外すわけには
いかないでしょう♪

touhoku005.jpg

国道だけあって、中央分離帯もある(笑)

touhoku006.jpg

海の向こうにはハッキリと北海道も見える。
竜飛崎灯台にも上がっておこう。

touhoku007.jpg

風は強いがキモチイイ~~~♪
以前にココへ来た時には、すっかり雨降りで
北海道はおろか、眼下の海さえ良く見えないくらいの
ガスの中だったからねぇ~

しばし休憩がてら潮風に当たって、イカヤキ食いながらノンビリ。
いや~ここまで来るのは大変だったけれど
きてよかった~♪

しっかり満たされて、復路に入る。
この竜飛崎から小泊ってとこまでのR339
(ちなみにさっきの階段国道もR399)
が、八幡平アスピーテラインを越えるくらいの
実に気持ちいい道。

展望は開けてるし、快速ワインディング。
ただし、観光バスも多い為要注意。

十三湖高原を過ぎたら、K12へ入り津軽半島横断。
青森市内まで戻ったら給油。燃費は17.84km/L。

touhoku008.jpg

青森市内では健康ランドで仮眠で良いかと思っていたが、
携帯で調べてたら、そこそこちゃんとしたホテルが
¥4000で宿泊できるのを見つけたため、ささやかな贅沢。

ホテルでバイクで来たことを告げると、
ちゃんとシャッターつきの、雨の当たらないガレージへ
案内してくれた。けど駐車場代は無料。
これはありがたい。

時間的には早い時間についたのだが、チェックイン後
市内散策する気力なし。
シャワー浴びて爆睡。明日の早朝出発に備える。

もう40時間寝てない…寝るあるのみ…ぐぅ

後編へつづく


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【後編】 谷汲プチツー   [過去のツーリングレポ]

今回の記事は、昨年6月のツーレポ。
当時乗っていたKAWASAKI ZZR-1400にて、岐阜県 西濃地区の山間部へ。
前編、後編と2回に分けて、加筆再編集してアップします。
今回はその後編です。

-------------------

横蔵寺から華厳寺までは移動には10分もかからないくらいの至近距離だ。
途中、いつも立ち寄る谷汲の道の駅もあるが
今日はたいした距離を走ってるわけでもないので
休憩に立ち寄ることもなく華麗にスルー (笑)

谷汲山華厳寺へは、この山門までは来たことがあるのだが
中まで入って参拝したことが無い。

tanigumi010.jpg


tanigumi011.jpg


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秋には赤く染まるであろう紅葉が、この季節は新緑のトンネルになっている。

PCに取り込んでから気がついたんだが…
『便所』って看板…ファインダーでは気付かなかったyo… ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

tanigumi012.jpg



tanigumi014.jpg



tanigumi015.jpg




最後に急な階段があるのだが、ここを昇る老夫婦の雰囲気が
なんとも言えずいい感じだったので、あえてモノクロで撮ってみた。

tanigumi016.jpg



かなりデッカイちょうちん。

tanigumi017.jpg



シックな雰囲気の中でひときわあざやかだった。

tanigumi018.jpg



新緑が目に優しい。

tanigumi019.jpg



tanigumi021.jpg




駐車場へ戻ったら、なんだか面白いバスが停まっていた。
これは旧谷汲線の列車のスタイルっぽく外装を仕上げたバスだね

tanigumi022.jpg




運転席にいたおじさんに
「写真撮らせてもらっていいですか?」
と聞いたら扉も開けて内部の撮影もさせてくれた。

白いシャツの方が運転手のおじさん。

tanigumi024.jpg



tanigumi023.jpg




ちなみにオリジナルの旧谷汲線の列車はこちら

tanigumi025.jpg


tanigumi026.jpg


雰囲気は出てるよね
よく見ると右上の車両の番号もコピーしてあるばかりか
バスのナンバープレートも同じ数字にしてある。

おじさんに丁重にお礼をし、華厳寺を後にする。
この時点で11時半くらいだったかな?
予定通り昼過ぎには帰れそうだ…と思っていたら
収穫時期を迎えた一面の麦畑を発見!

ちょこちょこっと脇道に入り、まさに小麦色をバックに撮影

tanigumi028.jpg


これで晴れてたら、金色に輝いてたんだろうなぁ~

tanigumi027.jpg





その後ちょこっと伊自良湖の方を回り、13時半頃帰宅。

本日の走行距離 125km まさにプチ!
けどなかなか楽しかったなぁ~♪

ガッツリロングランツーも楽しいけれど
半日プチツーも、身近なところの再発見!
みたいな感じでなかなか良いもんだね♪



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タグ:ZZR1400 谷汲山
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【前編】 谷汲プチツー  [過去のツーリングレポ]

今回の記事は、昨年6月のツーレポ。
当時乗っていたKAWASAKI ZZR-1400にて、岐阜県 西濃地区の山間部へ。
前編、後編と2回に分けて、加筆再編集してアップします。

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天気予報がスッキリ晴天の予報であれば、
上信方面、出来れば野反湖(群馬県)あたりまで行ってみたかったのだが
曇りでにわか雨の可能性もあるということだったので
標高の高いところはダメっぽいなぁ…と断念。

今日は曇りとは言えど、特に午前中の降水確率は低いようだったので
思いつきで谷汲方面へプチツーすることに決めた。

目的地は、行ってみたいと思いつつも近くを通過するばかりだった
岐阜県 西濃地区の山間部にある横蔵寺と、華厳寺にしてみた。
それならのんびり走っても昼過ぎには帰ってこれるはず

横蔵寺も谷汲山華厳寺も桜と紅葉のシーズンは人が溢れるのだが
この時期のそれもベタ曇の怪しい天気なら人もいないだろうとみた。

8:30頃出発。
関市から基本K79で岐阜市市街地北部を抜け、本巣方面へ。
ごにょごにょっとマップルの白い道でR157~K40へと入ると
1時間少々で谷汲だ。
まずは目的地では一番奥になる横蔵寺から行ってみよう。

横蔵寺には9:40頃到着。

tanigumi009.jpg


実はこのお寺、紅葉でも有名だが、
即身仏(ミイラ)がまつってあることでも有名。

tanigumi001.jpg


自分以外、人の気配もなく曇りの天気で薄暗い感じが
荘厳な雰囲気を引き立てる…というとカッコイイがちょっと不気味。

tanigumi003.jpg


tanigumi002.jpg





山門の両サイドにはなぜか巨大なわらじ。

tanigumi004.jpg





と、同時に気になったのがなぜかこんなとこに象?
しかもややスケベ面(笑)

tanigumi005.jpg





新緑の美しい境内を散策する。

tanigumi006.jpg


tanigumi008.jpg





一番奥のほうに即身仏をまつった『舎利堂』と、宝物を収めた『瑠璃殿』がある。

tanigumi007.jpg




舎利堂と、瑠璃殿の参拝には参拝料が必要。
初めてだし、せっかくだから\300払って参拝。
どちらも撮影禁止だから内部の写真は無い。
上の写真の右半分に収まってる建物が舎利堂。

ちなみに本来の開館時間は10時かららしい。
ちょっと早めだったが、当方がうろうろしてたら
「ご参拝の方ですか?」
と、開けてくれた。

即身仏とか宝物については、あえて語らないが
ネット上にも結構情報は溢れているようなので興味を持たれた方は
ご自分でお調べいただきたい。

一通り回った後、横蔵寺を後にし華厳寺へ向かう。

後編に続く。

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うに [過去のツーリングレポ]

過去のツーリングで、気になったものをピンポイントで御紹介。

これは2008年8月。

あしかけ3日、1泊弾丸ツーリングで青森まで行った時に

青森県 東津軽郡 外ヶ浜町で食べた『うに丼』

touhoku027.jpg


地元の方が食べに来ているだけあって、見た目のインパクトもさながら、味も最高!

また行くことがあったら食べてみたい1杯だ。


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タグ:青森 うに
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