ボク、日記に書くから試乗させてよ!
セールス:「うんっ、わかったよー♪」
…ってなやり取りがあったわけではないけれど
#てか、これの元ネタわかる人はたいしたもんだと思います。
☆
今回はちょっとバイクネタからは離れて…
(ボクサーエンジンという共通項はあるけれど。)
気になる車の試乗記を。
#試乗記は、あくまで素人である自分の主観です。 #あくまで個人的覚え書きと とらえてください。
スバルの担当セールスS氏に電話して
やっと発売になった
SUBARU LEVORG
の試乗をさせていただくことになった。
☆
さすがに昨日までの週末は、ものすごい数の試乗希望のお客さんだったようで。
こういうときは平日休みで良かったなぁ…と思う。
まずは
LEVORG 2.0GT-S EyeSight
さすがにスポーツツアラーを標榜するだけあって
300psのパワーと400N越えるトルクは伊達じゃないね。
WRX-STI A-Lineに乗ったときの感覚を彷彿とさせる
ド迫力の加速。
☆
ちなみに8月に発売開始予定のWRXのうち、
WRX-S4 と、言う名前のグレードには
この2.0ターボ(FA20)とCVTが搭載されるらしい。
WRX-STIグレードの方は、いままで搭載されてきた
2.0ターボ(EJ20)と6MTの組み合わせらしい。
次期WRXのヘッドライト、エンジンフード、フロントドアパネルなどは
レヴォーグと共有するようなので、
「次期WRXはレヴォーグセダン?」
と言われる事が多いようだが、実際にはWRXが先行で
国内専用モデルとして後からレヴォーグ…というのが正解らしい。
レヴォーグはWRXツーリングワゴンと言っても良いのかも。
☆
さて、話を試乗記に戻そう。
SIドライブのなかで、一番おとなしいエンジン特性の
I(インテリジェンス)モードを選んでも、
自分が現在乗ってるBMW 320i(E90)よりもずっと速い。
もともとBMWはステアリング、スロットルペダル等
操作系はすべて重めの設定になっており、スバルの操作系が軽いので(ホンダほどではないが)
レスポンスが余計に良く感じてしまう…という部分も無きにしも非ず。
S#(スポーツシャープ)モードに到っては、
4輪車では久しぶりに味わう怒涛の加速感。
この価格帯の車で、この動力性能に不満を持つ人は
まず居ないのではないかと。
足回りは速度が上がるほど、乗り味がフラットになっていく感じが
320i M-Sportの足回りに似ている。
試乗車はGT-Sなのでピロボールブッシュとビルシュタインのダンパーを入れてあることにより
かなり締まった固めの脚になっているとのこと(セールスS氏談)
320iの脚に慣れた自分にはちょうど良い固さに感じる。
それでいて極低速時の舗装の継ぎ目やマンホールのフタなどによる
コツコツした突き上げ感は320i M-Sportより少ない。
320i M-Sportはランフラットタイヤのせいで、このコツコツ感がどうしても多くなるのは
仕方が無いと思うけど、レヴォーグの足回りはE90 320iよりも好み。
スバル、これはかなり頑張ったね。
次に300万円台の車として、内装のデキはどうか。
正直これまでのスバル車(STI含む)は、
超高価な特殊モデル(Sホニャララみたいな)
を除くとどこか残念なチープ感漂うものが多かった(ように思う)。
今回乗った2.0GT-Sに関しては、
「このシートはオプションだよね?」(実際は標準装備)
って聞いてしまいたくなるくらい、はじめからデキがよい。
電動パワーシートの可動範囲も、無駄に広い(笑)
アルカンターラ/本革の組み合わせが抜群。
メインにアルカンターラ、サイドに本革って組み合わせは
奇しくも、ウチにあるSUBARU R1と同じなんだが
相当好感触。
スバルの車作りの意識が、ヨーロッパ車をかなり意識しているのは
ずいぶん前から感じていたけど、ようやくBMWの3srとは比肩できるレベルになってきたか?
それでもよく見ると、まだまだカーボン「調」パネルとかに残念感がある。
ここはもう少し高価になっても良いから、3srのようにアルミパネルとか
「調」ではないウッドパネルをオプションでも良いから、用意して欲しかった。
ただ、メッキパーツの使い方というか演出は、ウチの親父のBPレガシィと比べても
格段に上手になったと思う。
☆
長くなったけど、次に
LEVORG 1.6GT-S EyeSight
に試乗。
こちらは燃料はレギュラー仕様。
パワーも2.0のような、背筋がゾクゾクするほどの刺激的な加速はしないものの
街乗りには充分パワフル。
セールスS氏も、1.6を推していたが
いかんせん、良くも悪くも加速感がしっかりCVTしてる。
2.0GT-Sが多段AT っぽいメリハリの利いた変速をしてくれるのに対して
いかにもCVTという加速は…ちょっと興ざめ。
SIモードをS(スポーツ)モード(1.6はS#が無い)にしても
アクセルのツキは良くなるけど、CVTらしい
ムンニャぁーーーっ!
とした加速感はそのまま。
1.6にも2.0のような、多段ATっぽいスパッスパッと変速していくモードがあれば
文句なしだと思えたが、実に残念。
だけどこんなことにこだわる人は、自分のようなちょっとイカレた
マイノリストだと思うから (笑)
一番の売れ筋は1.6なんだろうな。
価格を見ても車両本体だけでも1.6と2.0では50万円の開きがあるし
取得税、重量税が100%免税になる1.6とは
さらに乗り出し価格で大きな価格差になるだろう。
そして燃料も2.0はハイオク仕様。1.6はレギュラー仕様。
☆
今回、ショールーム展示車両の黒も含めて3色見たが
やはり白だと、ボンネット先端の横一文字の切れ目が目立つ。
青や、黒のような濃色だと目立たないけどね。
今回乗った2.0の青が、当方の320iのルマン・ブルーを少し濃くしたような感じ。
高級感を持たせつつ、車をコンパクトに見せ、プレスラインもキレイに見えるので
良い色だと感じた。
こんなことを長々と書いてると、
「購入契約ですね。」
とか言われそうだが、まだまだ320iに乗るよ!
先月車検通したばかりだしね!!!
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