さようなら…125DUKE壱号機 [DUKE]

納車されたてのKTM 125 DUKEで、一日走り回ってきてその翌日。

ガレージに収まるDUKEを軽く拭き掃除してやろうとガレージに。


カバーをめくり、

「うーん、かっちょええ♪」

オレンジと黒のコントラストが精悍なDUKE。

のはずなのに…


…ん?


緑???





クーラント漏れキタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!


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アンダーカウルの中にも。

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どこから漏れてんの???

と、辿ってみる。


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まさかシリンダーブロックのガスケットから?



いや、違うな。

どうやらここだ。


duke006.jpg



シリンダーブロックへのリターン部分。

滲むとかいうレベルじゃなくてダダ漏れじゃん…orz


ついでに言うと、リザーバタンクのキャップからも。


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ここはパッキンすら入ってないから、漏れて当然かも。

そして燃料を満タンにしたはずなのに、

燃料計がこんなとこを指してる。


duke013.jpg



青丸が満タンにしてからの距離。

赤丸が燃料系。


しかもブレーキレバーのスイッチがイカレてて

ブレーキランプが点かなくなった。

ペダルの方のスイッチは生きてるようだ。



そして何より新車として許せなかったのが

以下のフロントホイールの写真。

duke009.jpg


こんな大きな傷が付いたままの部分があり…



duke007.jpg



組み付け工程で傷がついたのかどうかわからないが

その傷に対して、同じ黒でも全然色が合ってない黒いスプレーが

吹きかけてある。


duke010.jpg



しかもその塗色の飛まつが、タイヤや、ブレーキディスクの

インナーローターにまで飛んでいる。


マスキングすらしないで補修したのか???


この部分に至っては、塗色がだらーりと垂れている。


duke008.jpg


インポート物の少々の漏れ、にじみ、ゆるみなどには

慣れっこになってた自分でも

さすがにこの有様で『新車』は許せない。

こんな補修がなされたホイール、中古車以下だろう。

いくら生産地がインドだといっても

これではKTMという企業の品質管理を疑ってしまう。


購入店に全ての事情を話し、クーラントがこの有様では

店まで乗っていくことも危険なので、12/28 現車引取りに来させた。


結局この壱号機、10日間うちにいて、乗ったのは2日。

走行距離200kmあまりで返品。


その後、年が明けてからあらためて別の車体に交換、再登録。

その弐号機も、全く問題なし!…というわけではないが

壱号機のような、酷いものではない(今のところ)


今回は販売店の店長が、上層に掛け合ってくれて

特例的に登録済の、しかも200kmも走行した車体を交換してくれたのだが

通常は、こんな条件で車体交換に応じてくれるのは某H社くらいらしい。


販売店店長はとても尽力してくれたので

彼の名誉のためにもあえて購入店は公表しないし、

知ってる人もコメントに書かないで欲しい。


ただKTM製のバイクが、メーカーがどれだけ良いバイクだと宣伝しようとも

各種バイク雑誌、WEBサイトがどれだけ提灯記事を並べようとも

ずさんな品質管理がなされているバイクであることは、紛れも無い事実である。


自分が大ハズレを引いただけ?

KTMのバイクはギャンブルか?

ならばこれから125DUKE(200DUKE)を購入しようという方が

ここを読んでいたならば、登録前に重箱の隅をつつくようにチェックすべきだ。

できればエンジンも掛けさせてもらって、漏れそうなものは全てチェック。

灯火類もチェック。


まぁ販売店で引き取り時には、なんとも無い場合もあるから

保証期間内にガッツリ走りこんで、

トラブルを出し尽くしておく必要はありそうだね。




シフトフィールや、エンジンフィール、車体の剛性感など

五感に訴えかけてくる部分では、良い仕上がりを見せていて

所有する満足感も125ccとしては、抜群の格がある125DUKEだけに

厳しいことを書かせていただいた。

価格も結構しっかりしてるのだから、KTMには更なる徹底した品質管理を求む。


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