[動画] K1600GTL 7000rpmの咆哮 [BMW motorrad]

前の記事の、『三毛猫ツアーズ』参戦翌日のこと。

お付き合いのある、某BMWmotorradディーラーさんより

「R1200RT(DOHC)と、K1600GTLの試乗車おろしたから、是非乗りに来てくださいよ~」

と、悪魔の手招きを受けてはいたのだが、

特段用事もなし…パーツで欲しいものなし…ウェアもいらねー

なんてことで1ヶ月以上忘れていたのだが

「そういえば、スタンプラリーの完走報告をしてないぞ!」

ってなことで、完走報告しつつ、試乗車にも乗ってくっかな?



で、10/17月曜日。

空全体に薄雲はかかってるが、晴れと言ってもよい明るさ。

いつものごとく、Xactiを持ってディーラーへ。

「有力見込み客さんですから、ぜひぜひ乗ってください。」

と言うが早いか、試乗車の準備が早いか。

…試乗に関する誓約書も書いてませんが?(笑)



店長いわく、

「とにかく振り回してみてください。」

…いかにこの重量級が軽く感じるかってのを体感させたいのね。

「パワーモードをダイナミックにすると、高回転の伸び方が違いますよ!」

…現在の設定はレインか…走り始めて様子見ながらダイナミックにしてみるよ。

キーをオンにすると、メーターがスイープ。

と、同時にラジオの音声が流れ出してびっくり!

おお!オーディオ標準装備なのな。

音質も決して悪くない。

てか、バイクでここまでの高音質が要るのか?



で、とりあえずレインモードでスタート。

それでももっさり感は無い。

RTに比べると、低回転から怒涛のトルクがあり

そのくせスロットルリターンスプリングが軽くて

RTのつもりでスロットル開け気味でスタートしようとすると

ビョァゥンッ!と吹け上がってしまう。

こいつ…アイドリングのままでも発進できるがね。


軽く流したら、ダイナミックモードへモードチェンジ。

たしかに5000rpm位から上の吹け方は気持ちいいね♪

全くエンジンの振動を感じさせないまま

びゅぉーーーぁあああああぁん!!!

と伸びる伸びる。

Xactiを構えてくれてる店長の前で7000rpm以上になるよう

シフトチェンジしながら通過。


動画を見ると解るが、あまりのブン回しぶりに店長が苦笑してる。

聞こえにくいが、通過後のシフトダウンの音も、なかなかの快音だよ。


そんなあたりを踏まえて、以下の動画をご覧あれ。

エンジン音を聞きたい場合は、少しボリュームを大きめにされたほうが良いです。





で、試乗後の印象。

雑誌とかじゃないから、本当に正直に自分の感想ね。


一番のウリの6気筒エンジンは文句なし。

違和感のないトルク感と、その伸び方。

振動は皆無。横置き直列6気筒で心配されるエンジン幅は

Rシリーズに乗りなれてる人ならば、むしろスリムに感じるのではないか?

音も悪くないが、アイドリング時の高周波音(BMWのKシリーズ全てに言える)が

ちょっと耳障りか。


車体の重さは、350kgオーバーであることは、結局意識することはなかった。

扱いとしてはRTと同等。

シート位置はちょっと低すぎる。

足つきには問題ないのだが、もう少し高いほうが視界にスクリーン上端が入ってこなくてよい。

(この件はRTでも感じられたが、当方のRTはハイシートにしてから気にならなくなった)


メーターの情報パネルと、左スイッチボックスのロータリースイッチは

これまたマニュアルをしっかり読まないと、使いこなすのは難しそうだ。

本国仕様だとできるのに、日本仕様はナビの画面の拡大縮小操作が

このロータリースイッチで出来ないのは、煮詰めが甘いと思う。

熟成が進むことを願う。


内容からしたら、300万円の値段は仕方がないとも思える。

が、しかしライバルとも言える(?)ホンダのGL1800GOLDWINGが

非常に戦略的価格で登場したのを、BMWmotorradはどう見るか。


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けどK1600GTLは買えません(涙)

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タグ:BMW R1200RT K1600GTL
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