夏旅2011 8/22編その1 沈下橋と四国カルスト [ツーリング(R1200RT)]

前回の記事のつづき。

民宿の人には、チェックイン時に
「明日は朝6時前には出発する予定です。」
と、伝えていたものの、この日の高知県の天気予報は曇りのち雨。

あんまり早く出ても仕方ないかなぁ…
のんびりチェックアウトして、ゆっくり桂浜へ向かうか…
とりあえず朝おきてから考えればいっか…zzz

ってな感じで寝てしまったので、起きたときに
空が妙に明るいのに驚いた。
曇りなら、もう四国カルストは諦めるつもりだったのだけれど
急遽目標を四国カルストに変更!
そうと決まればとっととチェックアウトだ!

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四万十川沿いにR441を走る。
お日様も昇ってきたぞ!

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四万十川といえば沈下橋(?)と言う位
本当に沈下橋が多い。
簡単に降りていけそうなのがあったのでちょっと寄り道だ。

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うーん、なんかいいじゃん♪
さらに進むと、お!どこかで見た沈下橋!

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これはちょうど写真家 須藤英一さんの著書「日本百名道」に
掲載されてる沈下橋だ。

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欄干やガードレールが無いから、余計に
素朴な『橋』としての魅力を感じる。
江川崎で左折し、R381とR441共用区間へ。
しばらく走ると愛媛県だ。

そういえばそこらじゅうで宇和島○○kmって看板を見るなぁ…
オレってそんなとこまで走ってきたんだぁ~出目(いずめ)の街まで来たらR320へ。

さすがはツーリングマップルでも、推奨快走路になってるだけあって
ゴキゲンな快走路だ!

ひゃぁっほぉーーー!!

ぉお?
ちょ、ちょっと下腹部に違和感が…
ううっ…

ツーマプを見るとちょっと行けば道の駅があるようだ。
そこまでガンバレ!菊衛門!!!

道の駅に飛び込んだら、トイレへダーッシュ!

#$%&*@!!!

ふぅ…間に合った(笑)
スッキリして気合が抜けたのか、道の駅を出てすぐのところで
右に入らないといけないところを直進するという痛恨のミスコース!

だってどっちもR197なんだもんなぁ…
10km以上走ったところで、本来見えてくるはずの無い道が
ナビに表示され始めてミスコースに気がつく。
戻るのもアホらしかったので本来通るはずだったルートへ
合流できそうなK2を使うことにする。

これがまたツーリングマップルに
「山深い 車はほとんど通らない狭い道」
と、書いてある通りのまさに県道ならぬ険道。

まぁでもこの手のルートは決してキライではない自分なので
これはこれで楽しんではいたのだが、
次なる問題が発覚!ガソリン残量がやべー!

よくよく考えたら、前日の朝に高速道路上の豊浜SAで給油してから
給油してないんだった…あははー(笑)

給油してからのトリップメーターの数字は400km越えているが
このRTの航続距離なら、あと100kmくらいはいけるだろう。

ならば四国カルストを走り終えて、山を下るまでは
燃料も持ちこたえるだろう。

K2から東津野城川林道へ。
林道とは言うものの、K2よりもずっとちゃんとした快走路だ。

が、冷酷にもここでRTのガソリン残量警告灯がともる。

途中あった坂本竜馬脱藩の道の碑。
ちょうどここが高知(土佐)と愛媛(伊予)の県境なんだね。

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K36に入ると、カルスト台地の尾根伝いの道に出る。
大野ヶ原を越えてK383に入ると
愛媛県になったり高知県になったりと、小ぜわしく県境を越える。
地芳峠を越える頃にところどころで牛を見かけるようになる。

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まぁ自分のRTもちょっと色合いがホルスタインだけどな(笑)


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五段高原あたりが四国カルストとしてはハイライトだろうか。

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高い木が無いから、視界が開けてて気持ちいいね~♪

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カメラを向けたら、照れたように目線を外しやがった。
ういやつよのぉ~(笑)

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通ってきた道を振り返ってみたら、
ありゃりゃ、もう分厚い雲がかかってしまった。
いいタイミングで通り抜けてこれたなぁ~

IMG_3334.jpg

それにしてもRTのメーターの表示している
残り可能走行距離は30km!
それまでにガソリンスタンドはあるのか!?

つづく。

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夏旅2011 8/21編その2 足摺岬到着! [ツーリング(R1200RT)]

およそ11:00に須崎ICを出るとそのまま高規格道路のまま
ツーリングマップル2010版には載っていない道が
安和まで続いていた。
安和でR56へ。

時々土讃線と併走しながら、淡々と南下。
11:30頃、道の駅 あぐり窪川にて休憩。
日曜日だということを考えても、
とても繁盛している道の駅だと感じた。

店内を物色してるうちに、コレが気になって
思わず購入。

『すだちサイダー』

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ただでさえ蒸し暑い中、レインウェアを着込んで走ってきた身体には
この爽やかさには、口に含んだ瞬間ブルッときた(笑)

その後も淡々とR56を南下するうち、『黒潮一番館』という看板を見つける。

足摺岬にいつたどり着けるか時間が読めないため、
一旦はパスしたのだが、
どうにもお腹が空いてきてしまいUターン(笑)黒潮一番館には13:00頃到着。
そりゃお腹も空く頃だ。

ちょうど駐車場に2台のバイクが停まっているのが目に付いた。
「こんにちわ~!」
と、声をかけて話をしてみるとどうやら学生さんのようだ。

IMG_2422e.jpg

話をすると彼ら二人とも当方と同じ岐阜県が実家なんだそうで。
しかも、なんと中学校の校区まで同じという超ご近所さん!

こんな自宅から600kmも離れた高知県で、地元のライダーに会うとは(笑)

談笑してたら、

「すいませぇーん!写真撮ってもらえますかぁ~?」

と、4人組の女性が。

店の入り口で写真を撮るのかなぁ?と思ってカメラを受け取ったら

なんと我々のバイクと共に撮りたいと言う。

「父もこれに乗ってるんですぅ~♪」

お父さん、いい趣味してると思うよ(笑)
2人の学生ライダーはすでにカツオのたたきを食べ終わって、
出発するところだったので、旅の安全を誓い合って別れる。


店内に入り、先ほどの4人組女性陣と共にカツオのたたき丼をいただく。
彼女たちは大阪から来たのだそうで。
自分は今朝早くに岐阜を出てきたのだと話すと皆一様に驚いてた。
アホだと思われてたのかもしれないが…

おっと、肝心のカツオのたたきだが、店の裏で藁でカツオを焼いていたのを見てたが
まさにその藁の香りが漂う美味しいたたきだった。

IMG_2425.jpg

宿泊予定の中村の市外を抜けてR56からR321へ。
足摺岬へのルートはK27とK348(椿ライン)があるが、
往路と復路でそれぞれ通ってみようと思う。

まずは往路で、海岸沿いのK27ルートをとる。
正直景色は良いが、道はところどころ狭く
走りを楽しめるルートではない。
ノンビリ走って断崖絶壁からの風景を楽しむ。

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15:00、四国最南端 足摺岬到着!

自宅からの距離はおよそ680km。

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あ、あれ?さっき見たことある2台のバイクが…
で、およそ1時間半ぶりくらいの再会(笑)
彼らは天候回復が望めないと読んで、今夜じゅうに
四国を離れて、九州に渡るかも。と、話してた。けど2度も会っちゃったしね。

2度あることは3度あるって言うしね~なんて冗談を。
これがのちに冗談ではなくなる。


で、当方のツーリングではお約束の先っぽツンツン…(笑)
もぉ~先っぽ大好き♪

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水平線は見えるが、天気がよければ見えるという
室戸岬までは見えなかったなぁ…

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復路はK348(椿ライン)を辿ってR321に向かう。
この椿ラインが恐ろしいほどの快走路♪

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うっひょーん♪

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うひょひょひょーん♪

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キモチええの~♪

IMG_3316.jpg

R321へ戻ったら、一気に今夜の宿泊場所の民宿のある中村へ。
あらかじめ連絡しておいたチェックイン予定にはまだ時間があったし、
まだ空は明るかったので、四万十川を中村から少しさかのぼり
一番近い『佐田の沈下橋』を見てくることにする。
ランニングしてる人がいたよ。

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バイクに乗って、渡りながら写真を撮ってみる。

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ガードレールも欄干も無いからちょっと緊張するね。
往復して戻ったところで『アイスクリン』売ってたから食べてみよう。

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アイスクリームというよりはジェラート?
そんなにオシャレなものでもないけど。
素朴な味わいでサッパリしてて美味しいよ。

その後、この日(8/21)の宿にチェックイン。
ちゃんと雨風の当たらないところに駐車させていただけた。
夕飯は、道中の鮮魚店で買ってきた たたきと寿司。

IMG_2444.jpg

美味しい物、楽しい人との出会いにあふれた
1日目のツーリングはこれにて終了。
爆睡したのであった。

8/21の走行距離 740km

つづく。

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夏旅2011 8/21編その1今年は四国へ [ツーリング(R1200RT)]

さて、今年も行ってきた夏旅!
8/21~23に渡って、四国に行って来たツーリングレポートを
何回かに分けて 書き綴りたいと思う。

今年はなんといっても最大のテーマが

『四国初上陸』

ここ何年かの当方の動向を良くご存知な方からは
これだけいろんなとこに行ってるのに
まだ四国に行ってないの?

…と、言われることもあるが淡路島ですら
まだ去年初めて渡ったくらいなのだ。

海を越えるってだけで面倒に感じてしまうのは
自分が海無し県に住んでいるからだろうか?

8/21 日曜日、朝3:20頃に出発。
断続的に雨は降り続いているので、
レインウェアは着込んで出発する。
岐阜各務原ICから東海北陸道に上がり一宮JCTから名神高速道へ。

吹田JCTから中国道へ。
西宮名塩SAで最初の休憩。

神戸JCTから山陽道へ。
岡山ICあたりで猛烈な豪雨に見舞われる。
BMW R1200RTの大きな電動スクリーンをもってしても
容赦なく雨しぶきが叩きつける。

倉敷JCTから瀬戸中央自動車道へ。
鷲羽山のトンネルを抜けて海へ出たと思ったら
最初の橋の途中で、人生初香川県入り!!!

この頃には雨も小康状態に。
与島PAに立ち寄る。

橋からまるでショッピングセンターの立体駐車場のような
ループ橋でPAに降りていく。

PAのバイク置き場からの瀬戸大橋。

IMG_2421.jpg

天気が良かったらなぁ…

IMG_2414.jpg

この時点で9時前。
これなら予定通り、瀬戸中央自動車道はETC通勤時間帯割引を適用できるな。
それ以外の区間は朝4時前に高速に上がってるから深夜割引適用。

坂出JCTから高松自動車道へ。
豊浜SAにて給油。
ここまで441.6km走行、19.4L給油 燃費は22.76km/L

豊浜SAを出てすぐに人生初愛媛県入り!!!

川之江JCTから徳島自動車道へ。
そしてすぐに川之江東JCTから高知自動車道へ。

トンネルの中で愛媛県から、今度は人生初高知県入り!!!
立て続けに3県に足を踏み入れることが出来た。

11時、高知自動車道の終点、須崎ICで出たら
いよいよ一般道で一路足摺岬を目指す。
雨はスッカリ止んで、路面も 乾いてるぞ!


つづく。


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東北弾丸ツーリング 【後編】 [過去のツーリングレポ]

今回の記事は2008年8月
KAWASAKI ZZR-1400にて
岐阜県をスタートし、1泊2日という超弾丸ツーリングで、
青森県の竜飛崎を目指したツーリングのレポート。
ぶっちゃけかなり無謀ともいえる、耐久レースのようなツーリングだったが
これでまだまだ自分でも長距離やれる!と自信をつけてしまったツーリングでもある。

以下前回の記事で書いた前編のつづき。

前編からお読みになりたい方は、こちらからどうぞ。


-----------------------------------------------------------------

青森市内で一泊し、朝は5時半には起床し、
そそくさとチェックアウトの準備。
6時にはチェックアウト、この日は月曜日。
市内が混み始める前に市街地を脱出してしまう算段。

道路わきの電光掲示板の示す気温は16度。
ハーフメッシュジャケットでは寒いくらい。
まだ比較的交通量が少ないR7からR101へ。

R7とはまたしばらく先で長々とお世話になることになるが。

五所川原市を抜け、鯵ヶ沢へ出ると真っ青な日本海が広がる。
もう少し遅い時間なら、この鯵ヶ沢でおいしいイカ焼きが
食べられるのだが、さすがに時間が早すぎてまだ
『焼きイカ通り』も閉店の店ばかり。

今日は下道の長い行程になるから先を急ごう。
とにかくこのあたりのR101は、ずっと海岸線を走る道路で
そこそこ変化もあって楽しい。
まずは『千畳敷海岸』で休憩&朝食。
朝食は持っていった携帯食。携帯食大活躍(笑)

touhoku009.jpg

その先は右手に日本海、左手には世界遺産『白神山地』を
のぞみつつ青森と秋田の県境を越える。
秋田に入ってすぐの道の駅で休んでいたら
軽自動車で旅をしているというオッチャンに話しかけられる。
オッチャンは豊田から来たそうで、これから北海道へ渡り、
さらに宗谷岬を目指すのだそうだ。
オレもいずれは弾丸ツアーじゃなくて
そんなノンビリ旅をしたいなぁ…

R101をさらに南下すると能代市に入り、ここで
青森県内で別れたR7へ再び合流。
しばらくはR101との共用区間。
で、すぐにR7、R101の分岐をR101に入り
そして更にK42に入って、八郎潟干拓地の中を走る。

touhoku010.jpg

北海道っすか?ここは(笑)
気持ちいいほどまっすぐな道が続く。

八郎潟干拓地の中には、山頂が海抜0mの日本一低い山が
あるということなので、まずはそこを目指そう。


touhoku011.jpg

こんな山(笑)
『大潟富士』と呼ぶそうだ。
公園の遊具並みですな。

ちなみに山頂から眺める八郎潟干拓地の風景。

touhoku013.jpg

う~ん…見渡す限り田んぼ…
で、山頂から見下ろしたZZR。

touhoku012.jpg

この八郎潟干拓地内には

東経140度線
北緯40度線

の、交会点ってのがあるらしい。
ほんじゃいってみよみゃぁか~と、
その1kmばかり手前まで来たら超ダート。
時間的にも予定よりだいぶ押してきてるし
こんなトコで転倒トラブルも御免なので交会点は諦める。

そのかわり
東経140度線

touhoku015.jpg

北緯40度線

touhoku014.jpg

の線上では写真撮ってきたよ。
ここからは八郎潟干拓地とはお別れして
男鹿半島を走るとしよう。

八郎潟干拓地をぐるぐる(といっても直線路ばかり)したら
K42をそのまま南下。するとまたR101に出るので、
それを右折し、男鹿半島へ入る。
R101からK54へ。
そしてすぐにK55。

このK55が事前には全く期待していなかったのだが、
それをいい意味で裏切る超快走路。

寒風山という山を登るのだが、たいした標高でもないのに
高い樹木が無く、視界が開けてて、かつ適度なワインディング♪

touhoku016.jpg

気持ちまで晴れ晴れしてくるようなワインディングが10km近く続く。

touhoku017.jpg

寒風山を下ったら男鹿半島の沿岸部に出て
先っぽの入道崎を目指す。
沿岸部とは言うものの、海を見ながら走れる部分は
入道崎の手前少しだけの区間だ。

入道崎灯台。

touhoku018.jpg

さほどたいしたところとも思えないのだが、
月曜日の割にはたくさんの観光客で溢れていた。
灯台そのものは閑散としてたけど(笑)

そしてここにも北緯40度線を示すモニュメントの数々が。

touhoku019.jpg


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このまま何万年もしたら、その頃の人類が見つけて
貴重な古代遺跡だ!とか言ってるんだろか。

相変わらず予定よりも時間が押しているのは確かなので、
そそくさと人が多い入道崎は立ち去り、男鹿半島沿岸を
ぐるりと回るのは諦め、八望台というところで
爆裂火口湖群を観察していこう。

touhoku021.jpg

下に見える森に囲まれた湖が爆裂火口湖。
戸賀湾もかつては火口湖だったらしい。
言われてみればなるほどな形をしている。

んで、反対側を見ると先ほど走ってきた寒風山が見える。

touhoku022.jpg

先を急ぐ為にもここは男鹿半島のど真ん中を突き抜けてる
なまはげラインを使って、R101へと戻るとしよう。

このなまはげラインってのがまた、山の中とは思えないくらい
ずこーんとまっすぐな快走路で、前後に車もいないし、
快調なペースで流していた。

その時、ZZRのミラーに緑真っ盛りな山中には
何か違和感感じるものがうつる。

ん?

赤色灯回した、仕事熱心な公務員さんが乗った白いバイク!!!

やっべっ!!!

ロック寸前のフルブレーキング!
あまりの減速っぷりに、一気に赤色灯を回した白いバイクが近づく。
けど止まれともなんとも言わないなぁ?
計測される前に減速できてたのかな?

…それにしてもいつまでついてくるんだこいつ…

たらたら制限速度で流してるような道でも無さそうなんだが…
めいっぱいチンタラ走ってたら、さすがに公務員さんも
諦めてくれたのか、左折して行ってくれた。


どうやら秋田県は、白いバイクに乗った『なまはげ』も出没するらしい(笑)

「ブッ飛ばしてるやつは いねがー!」



男鹿半島を後にし、次の目的地である『鳥海山』を目指す。

とはいうものの鳥海山は秋田県と山形県の県境。
男鹿半島の根元からしたらまだまだずいぶん先だ。

R101~K56と経由してまたまたR7へと戻る。
昼ごろに鳥海山まで行けてたらいいなぁ~
ぐらいのアバウトな距離感で走ってたから、
男鹿半島で昼過ぎてしまった…(;・∀・)

ここで一旦給油。
ここらで入れておけば、鳥海山経由で新潟に入るまでは
もつだろうと判断。 燃費は17.88km/L

秋田市~由利本庄市~にかほ市と
順調に南下。
にかほ市に入ったあたりから、左前方にドーンと構える
鳥海山が見えてくる。
と、同時に右手の日本海上には飛島が見える。

鳥海山へはK32経由で上がっていく面白そうなルートもあるが、
これだとR7経由よりも50kmばかり余分に走る計算になる。
時間から言ってもあまりノンビリしてると
鳥海山登りきった頃には日が暮れてる…
なんてことにもなりかねない。

実際にかほに入ったあたりから、雲が厚くなり
すぐに降りだすような感じではないものの
陽射しが弱くなってきていた。

象潟(さきかた)の道の駅に寄ってそこから程近い
K58~K131鳥海ブルーラインへ上がろう。
象潟の道の駅からの鳥海山。
このときはちょっと雲がかかっていた。

touhoku023.jpg

K58~K131鳥海ブルーラインへは、
道案内の看板もしっかりしていて実に解りやすい。
道を譲ってくれた数台の車をパスしつつ、ぐいぐい快走ワインディングを登る。

touhoku024.jpg

上の写真の海岸線のちょっと半島のように突き出したあたりが
さっき写真を撮った象潟。

touhoku025.jpg

ちょっと見にくいけど、いかにも楽しく走れそうなワインディングが
山を縫うように走っているのが解るだろうか?

そして鉾立展望台近くから見上げる鳥海山。
ススキが風になびく。

touhoku026.jpg

鳥海ブルーラインの後半に入って下り始めると
いよいよ山形県だ。
人生初山形県!
この瞬間、ようやく東北6県、すべて足を踏み入れたことになった。

鳥海山を降りて再びR7へ。
道の駅鳥海ってとこで休憩。
ここでまた腹が減ってることに気付き、携帯食。
そういえばこの日は朝から携帯食と、途中の道の駅で買った
ソフトクリームしか食べてない。

時間は18時近い。
携帯で雨雲レーダーと、予報をチェック。
明日の東北南部の天候はどう転んでも雨。
しかも大荒れの予報。

やはり裏磐梯は諦めようとここで最終決断。
山形、米沢方面へ進路をとるのはやめ、
一路新潟を目指す。

新潟県内に入り高速道路に上がれば、遅くとも
明日早朝(8/19)には帰宅できるだろう。

しかしまだ山形県の酒田市。
めげてる暇は無く、R7を南下。
ペースは悪くないからそこそこ気持ちよく流せるのだが
いかんせん曇ってる上に日が暮れてきた。

そして鶴岡市の道の駅に寄って休憩する頃には
すっかり日が暮れて暗くなってしまった。
景色は堪能できないがR7よりは面白そうなので
鼠ヶ関よりR345へ入る。
このあたりでようやく山形県から新潟県へと県境を越える。

R345の海岸沿いは『笹川流れ』というんだそうで、
結構走り応えのある路面の整ったワインディングで
明るければ結構景色もよさげ。
まぁ真っ暗闇じゃ仕方ないんだが。

実に30km以上の明るかったら気持ちよさげなワインディングを走り
海岸線沿いに町の明かりが見えてきたなぁ~と思うと
そこが村上市。
ここまで来ると日本海東北自動車道が延伸中の胎内市はすぐ近くだ。

このときすでに時間は20時半。
現在のところの日本海東北自動車道終点の中条ICから
高速に上がってしまおう。

高速に上がる前にガソリンを入れておこうと思うのだが
探すとなかなか見つからない。
しょうがない、R7沿いならGSあるだろうと、中条ICの前をやり過ごし
R7へ出てすぐのスタンドで給油。燃費は18.99km/L
ちなみにこれ下道走行の最高記録。

中条ICから日本海東北自動車道へ上がる。
さぁ、最後の高速ロングランの始まりだ。
速度を上げるとシールドにパチパチと虫が当たる。
さすがに田んぼの中を走る高速道路、虫多いなぁ…
と、思っていたら違う!雨だ!!

参ったな…カッパ着るほどじゃないけど
急に酷くなっても高速道路上では困るしなぁ…
と、思いすぐさま最寄のSAへ入る。

携帯の雨雲レーダーによると、日本海側からちょうど雨雲が
かかり始めてるところで、もう少し走れば
雨雲領域からは脱出できそうだと判断。

休憩はソコソコにリスタート。
新潟中央ジャンクションを通過し、北陸道に入り
しばらく走る頃にはすっかり雨の心配は要らなくなった。

代わりに雨雲レーダーは、自宅近辺での雨雲を表示している。
こりゃ帰宅前にはまたカッパ着なきゃいかんのだろな。

上信越道松代PAで最後の給油。燃費は17.55km/L
長野道~中央道へ。

さすがに中央道へ入ったあたりから眠気が増してきた。
それもそのはず。
朝、6時に青森市内を出発してからこの時点で
およそ18時間以上経過している。
そのほとんどをバイクに跨った状態だからねぇ…

たまらず目に付いたPAにて休憩。
眠すぎてどこのPAか名前覚えてない(笑)

バイクを停めてしまうと眠いって程でもなくなってきたので
歩き回ったり、ボーッとしたりをしばらく繰り返して
ココからは一気に自宅を目指す。

帰宅は8/19午前3時半。

8/16午後7時に出発して56時間半の旅。
うち13時間はホテル滞在してたから…
43時間で2356km。
平均時速はおよそ55km/h。
時速55キロの弾丸(笑)

いやぁ~実にアホアホな弾丸ツーリングでしたな。


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東北弾丸ツーリング 【前編】 [過去のツーリングレポ]

今回の記事は2008年8月
KAWASAKI ZZR-1400にて
岐阜県をスタートし、1泊2日という超弾丸ツーリングで、
青森県の竜飛崎を目指したツーリングのレポート。
ぶっちゃけかなり無謀ともいえる、耐久レースのようなツーリングだったが
これでまだまだ自分でも長距離やれる!と自信をつけてしまったツーリングでもある。

テキストメインで長いので前編と後編に分けて記事にしたいと思う。

--------------------------------------------------------------------------------------------

大雑把なルート。

touhoku001.jpg


2008年8月16日 土曜日。
普段どおり仕事をこなし、軽くシャワーを浴びる。

荷造りをし、
「さ、いこうか♪」
と、ZZRのタンクをポンポン。

携帯で、雨雲レーダーを確認するとかなり微妙な様子。
19:00頃一応カッパを着込んで出発。
小牧東ICから高速道路に上がり、天気の様子を見て
カッパを脱ぐかどうかは考えよう。

さすがに蒸し暑いしカッパの中は長袖Tシャツで走る。
ところがこれが大間違い。
高速走行ではカッパが異常なほどバタつき、疲れる。
ウエスト部分は締め上げて調節したが、二の腕の部分は
締めても足りない。なにより首の後ろがバタバタ騒々しい。

恵那峡SAで一旦カッパを脱ぎ、駒ケ岳SAあたりまでは
カッパ無しの快走。
駒ケ岳SAの直前でバタバタ本降りになった時は焦ったが
ハーフメッシュジャケットがバッチリ撥水してくれていて助かった。
ここで、ジャケットの上からカッパを着ることにする。
この先標高も上がるから気温も下がるだろうし、バタツキも
少しは改善されるだろう。

駒ケ岳SAから上信越道 松代PAまで走って給油。
燃費は19.48km/L
この時点で22:30。

上信越道を北上し、上越市で北陸道に合流。
この頃には日付も変わる頃になり、さすがに交通量は少なくなる。
これで雨が降ってなければ快適なのだが、
新潟県に入ったあたりからは完全本降り。
それもかなりの強さ。

米山SAで休憩し、黒崎PAで給油する頃には時刻は1:30。
この時の燃費が15.97km/L
2年前にインプレッサで走ったときを考えるとペースが遅い。
バイクでウエット路面ではちょっとトバす気になれない。

新潟中央JCTから磐越道に入り、磐梯山SAで3:00。
ここでこの先の長い東北道のことを考え、軽く夜食。
夜食は持っていた携帯食。ソロツーでは結構役に立つ。

30分ほどベンチで横になり、雨の様子を携帯で調べると、
どうやらここから宮城県を抜けるまで位が
雨のピークのようだ。

郡山JCTで東北道に入って福島県~宮城県を通過するあたりが
猛烈に雨が強く、胸に当たる雨粒が痛いため
ペッタリ伏せてシールドにもぐりこんで走ることしばし。

国見SAで給油。燃費は19.00km/L
メーター読み110km/hくらいで巡航するのが燃費にはよさげ。
エコランするつもりは無いが、これ以上の速度での
雨中走行は自分がつらい。

仙台市内を抜ける頃から空は明るくなり始め、
携帯の雨雲レーダーで見たとおり、岩手県には入る頃から
雲に切れ間が出てきた。

左手に岩手山が見えてくる頃には青空も覗き、朝日が射してきた。
進行方向の先の空が明るいのはそれだけで気持ちも明るくなる。
高速道路を降りる予定の松尾八幡平ICから八幡平アスピーテラインへ
入る間にはGSがなさげなので、無難に岩手山SAで給油。
燃費は16.91km/L

さ、東北ツーのまず一つ目のお楽しみ♪

八幡平アスピーテラインへ!来たぜZZR!
岩手県内の松尾八幡平ICを降りたらK45をしばし八幡平方面へ。

あ、そうそう、『八幡平』ってのは『はちまんたい』と読む。
『はちまんだいら』とか、『やはただいら』ではない。

K45からK23に入るといよいよ八幡平アスピーテライン。
ちなみにK23に入るときに左折すると八幡平樹海ライン。
どちらを走っても岩手県と秋田県の県境になっている
八幡平頂上の見返り峠で合流する。

この八幡平アスピーテライン、たいした標高は無いのに
ところどころにまるで2000m級の山道のような
スノーシェードが存在する。
しかもその中ですんごい急カーブを描いてたりするから
調子に乗ってトバすと結構スリリング。

景色の良いところも多く、道端に一旦停車して眺めようと
停めてみるとすごい急勾配でサイドスタンド出しただけではバイクが
ずり落ちていくじゃありゃしませんか!

一度は自分が足をついた位置も悪くて
タチゴケするかとあせったあせった。
どうにか景色も開けて、傾斜もさほどでないところまで来て
撮影したのがこの写真。

touhoku002.jpg

まだやや低い雲がかかっているけれども、まさに文明の侵入を
拒むかのような樹海がひろがり、写真では見にくいが
見おろすとこれまた神秘的な湖?沼?がある。
ZZRのエンジンを止めると、ウグイスの鳴き声が聞こえた。

この写真のあたりからは、しばらく山の尾根を走るような感じで
どこかでこんな感じの道路があったような…と思い出してみると
長野のビーナスラインと雰囲気は似ている。

touhoku003.jpg

八幡平頂上の見返り峠を越えると、秋田県。
ツーリングマップル東北版の八幡平拡大図のページでは
アスピーテラインは岩手県側よりも秋田県側の方に
オススメロードの色がついているが、視界の開け方も
路面の状況も岩手県側の方が良かった。
これこそツーリングマップルだけではわからない事実。

アスピーテラインを下り、R341へ出る途中にも
温泉や地熱発電所があり、ところどころ硫黄の香りが漂う
ここは奥羽火山帯の中なんだと思い知る。

R341に出た後は津軽半島先端の竜飛崎を目指すのだが
実はその道中、どうしても立ち寄りたいところがある。
時間的には10時も過ぎてる。
昼に津軽半島の平舘まで行きたい。
下道では到底間に合わない距離だ。

うーん仕方ない、鹿角八幡平ICから再び東北自動車道へ上がり、
青森ICを目指す。その距離およそ100km。

どうしても昼ごろには平舘にたどり着きたかった理由…

それはウニ丼。


ウニ漁解禁の夏の時期の、それも漁に出れた日にしか
メニューとして出せないウニ丼。
もちろんツーリングマップルにも載ってない。
お昼時は結構地元の人たちで混雑しているので、
集団で訪れる場合はあらかじめ電話とか入れてからでないと
かえって迷惑かも。

touhoku004.jpg


店内は座敷を含めても15席くらいしかない。
店内では津軽弁が飛び交ってる。
まぁ聞き取れないほどのなまりは無いが。

「ここでウニ丼食べる為に、バイクで一晩中
 走ってきましたよ~。」

って店の方に話したら、名古屋からスーパーカブで
来た人いるよといわれて軽く撃沈。
カブでかよ…


むっちゃおいしいウニ丼を食べ、お腹も気持ちも
満たされたら、次は津軽半島の先っぽ『竜飛崎』を目指す。
天気は最高、気温も24度くらいでバイクで走ってると
潮風がちょうど気持ちいい。

竜飛崎灯台へ上がる道の手前のココを外すわけには
いかないでしょう♪

touhoku005.jpg

国道だけあって、中央分離帯もある(笑)

touhoku006.jpg

海の向こうにはハッキリと北海道も見える。
竜飛崎灯台にも上がっておこう。

touhoku007.jpg

風は強いがキモチイイ~~~♪
以前にココへ来た時には、すっかり雨降りで
北海道はおろか、眼下の海さえ良く見えないくらいの
ガスの中だったからねぇ~

しばし休憩がてら潮風に当たって、イカヤキ食いながらノンビリ。
いや~ここまで来るのは大変だったけれど
きてよかった~♪

しっかり満たされて、復路に入る。
この竜飛崎から小泊ってとこまでのR339
(ちなみにさっきの階段国道もR399)
が、八幡平アスピーテラインを越えるくらいの
実に気持ちいい道。

展望は開けてるし、快速ワインディング。
ただし、観光バスも多い為要注意。

十三湖高原を過ぎたら、K12へ入り津軽半島横断。
青森市内まで戻ったら給油。燃費は17.84km/L。

touhoku008.jpg

青森市内では健康ランドで仮眠で良いかと思っていたが、
携帯で調べてたら、そこそこちゃんとしたホテルが
¥4000で宿泊できるのを見つけたため、ささやかな贅沢。

ホテルでバイクで来たことを告げると、
ちゃんとシャッターつきの、雨の当たらないガレージへ
案内してくれた。けど駐車場代は無料。
これはありがたい。

時間的には早い時間についたのだが、チェックイン後
市内散策する気力なし。
シャワー浴びて爆睡。明日の早朝出発に備える。

もう40時間寝てない…寝るあるのみ…ぐぅ

後編へつづく


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まもりたい~hitair MLV [Goods]

最近のライディングジャケットは、ハードプロテクタが
肩、肘、脊椎部分なんかに入っていて、安心感がある反面
動きにくくなることにちょっと疑問も感じていた。

バイクを今のR1200RTの前のZZR-1400にした頃から
身の回りで、『無限電光』の

http://www.hit-air.com/top/main.html

hit-airシリーズのジャケットを着るものが出てきた。
そもそもこの無限電光って会社が、当方居住の中部地区の会社で
時折ローカルニュースでも画期的商品として紹介されていたことは知っていた。

あるときに、そのhit-airのジャケットを借りて、
ZZRにて少し走り回ってみたのだが、炭酸ガスボンベや気室があるとはいえ
ナイロンジャケットでこの重さはないだろう?
って重さに、これはないな…と諦めていた。

#ぶっちゃけデザインも野暮ったい。(ジャケットオーナーさん読んでたらゴメンナサイ)

そこでジャケットタイプはいやだけどベストタイプを…って考えていた2010正月。
ちょうど無限電光さんがお正月セールをやってると言うことで
1月3日に、名古屋の本社ショールーム(?)へ行ってみた。

なんで「?」がついてるかって言うと、会社の存在がすっごくわかりにくいから(笑)


そこでベストタイプについて、ショールームの愛想のイイお兄さんにいろいろ聞いていたら
この当時は発売前だったが、ハーネスタイプと言って気室のみのライフジャケットみたいなのが
発売されますよ…とのことだった。

すでにお気に入りのジャケットを持ってる人なら、
冬用~3シーズン~メッシュまで、どんなジャケットでも上に着るだけですよ。

とのコトで発売前の予約購入(価格もすっごいバーゲンプライスだった!)ってことで
2010年4月より愛用しているのがこれ。

http://www.hit-air.com/lineup/mlv/index.html

hit-air-MVL.jpg

サイズ調整代もかなり多めに取ってあるから、
冬のかさばるウェアから、夏のメッシュまで余裕で対応できる。
そして何より重量がおよそ1kgしかない。
ベストタイプの半分だ。

そろそろ着用し始めてから1年半になる。
着用に慣れるまでは、車体と繋ぐケーブルを付け忘れたり、
逆に外し忘れたりするが、慣れてしまうと逆に着ていないことが不安になる。

身の回りでも、このエアバッグのおかげで、派手に転倒しても軽い怪我だけで
頚椎には一切ダメージ受けていない人を何人か知っている。
海外の交通警察には正式採用されている国もあるらしい。

真夏のクソ暑いときに、メッシュジャケットの上からさらにこれを羽織るのは
ウンザリなときもあるが、やはり万が一を考えたら…ね。

#当方、hit-air製品のユーザーかつファンですが、関係者ではありません。



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もっと涼しい旅…になっちゃった [ツーリング(DJEBEL250XC)]

前の記事からのつづき…

しらびそ峠でしばらく涼んだら、蛇洞林道へ下りる。
林道とは言うものの、ちゃんと舗装林道なのでご安心を♪
ただ、路上にはところどころ落石があるので注意。

道路脇を見るとちょっと背筋が寒くなるようなこんな光景もあったり。

015.jpg

これが原因で道が付け替えられたのか、付け替えられてから
この巨岩が落ちてきたのかは不明だけどね。

R152まで下りてきたら、矢筈トンネルへ。
K251~広域農道~K83~K252~K1で南下するといいのだが
この日はK1が途中から工事通行止め。
これ、1年前も通行止めだったぞ。

天竜峡ICあたりからR151へ。
3kmばかり走ると、道の駅 信濃路下條があるよ。
お腹空かせてここへ来た理由はここにあるんだ。

016.jpg

ここの食堂では蕎麦食べ放題があるのだ。
もちろんそんなに食べられないよ~って人には
通常の蕎麦もあるよ。

まずはざる2枚。

017.jpg

食べ放題だからって、不味い蕎麦ではないのが
この道の駅が『蕎麦の城』を名乗るだけのことはあるね。
べらぼうに美味いわけでもないけれど(笑)

018.jpg

さらっと4枚完食!もう1枚食えば昨年と同じ。
だけど今回はバイクはジェベルだし、振動も多いので
ここらでやめとくよ。

食堂には自分だけだったので、従業員のおばちゃんと
ちょっと話してた。

「去年は5枚食べたけど今日は4枚でやめとくわ~!」


「遠慮せんでもええに~じゃ、次は来年といわずまた食べにきてね~!」


「はいよ!またくるよ~!」


で、ここからR151を南下するのも芸が無いので
K64~K1へ。山間路を走る、けっこう快走路♪
なんでマップルに推奨道路標示してないのかと思うくらい。

飯田線 温田駅の近くでわき道へ。
それはツーリングマップルで見つけたここがちょっと気になったから。

019.jpg

『万古トンネル』  Σ(゚∀゚ノ)ノキャー (/ω\)イヤン

020.jpg

まぁ名前も名前なんだが、人気もなくこの怪しげな雰囲気。
まさに

『涼しい旅』

のテーマにピッタリだよね!

じゃ、この怪しいトンネル内へレッツゴー!!!
奥の奥まで突っ込むぜー♪(/ω\)

中はほとんど照明がなく、車ならすれ違い不可能な幅しかない。
路面は濡れ濡れそして猛烈な湿気。
ヘルメットのシールド曇りまくり!
真ん中あたりでは、なぜかザーザーと激しく水の流れる音までする…

とりあえず通り抜けて、すぐにUターンして引き返す。
通過中、もぅあまりの怪しさに背筋ゾクゾク…さみぃ~~~

逃げるように加速気味にトンネルを出て、減速。
すると何者かが腰のあたりを

ぐぃっ


と押してくる…





ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!












振り返るとそこには…









ギャアァァァァ━━━━━━(|||゚Д゚)━━━━━━!!!!!!




















トップケースのフタが開いてた…こいつが押してたのな…ヾ(゚Д゚ )ォィォィ

022.jpg

減速した勢いで、キッチリ閉まりきってなかったケースが
開いてしまったみたいだ。

021.jpg



そもそもケースのキーもつけっぱだったよ。
それだけトンネルにドキドキしてて、平常心ではなかったのかな?
おそるべし

『万古トンネル』

すっかり涼しくなって、ここからはひたすら帰途に。
走行距離はちょうど400km。

こんな納涼ツーリングはいかが?


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涼しい旅、しようよ! [ツーリング(DJEBEL250XC)]

暑ーい日々が続きますね。
ツーリングネタにお困りの方!
もしくは彼女を連れてのドライブネタにお困りの方!
日本中でも特に夏が暑いと言われる中部地方発、夏にぴったりのツーネタだよっ!

って訳で今回はひさしぶりにスズキ ジェベル250XCを繰り出しての
涼を求めてのツーリングレポ。

まずは微妙に酷道部分のある(本当に酷なとこは、今回は通らない)
R418をズンズン東へ進むよ!
岐阜県の上矢作町内はちょっと道が細いから
対向車に気をつけてな!ダンプも良く通るよ!

平谷も抜けて天竜方面へ進むよ。
天竜方向へはやはりR418は広狭混在路だから対向車には気をつけて!
たまにはこんな家にも気をつけて。(笑)

001.jpg


いつも気になるんだよね、このホイール(キャップ)ハウス。

002.jpg



天竜川も渡ってずんずん進むよ。

003.jpg



遠山郷の道の駅で休憩しよう。

004.jpg



まだ10時台だというのにシャレにならん暑さだよ。
タイトルの付け方を間違ってるんじゃないか?(笑)

ここからはR152を北上するよ!
『梨本ていしゃば』を過ぎてすぐのトンネルをくぐったら
左にUターンするように曲がるよ。

ココからはちょっと慣れないと迷いやすいけれど
本ルートを見失わなければ、急傾斜&ヘアピンの連続を駆け上がって
『日本のチロル』と呼ばれる下栗の里の集落内を走れるよ。

んで駆け上がったらひたすら しらびそ峠方面を目指すんだ。
すると途中にこんなのがあるはずなんだ。

006.jpg



バイクならちょっと脇に置いておけるけど、車は駐車NGだよ。

005.jpg



ここから山の中の比較的良く整備された遊歩道(?)を歩くんだ。
ヒノキの香りで森林浴も出来そうだよ。

007.jpg



ずんずん歩くんだ。
標高がそこそこあるし、木陰を歩くから涼しいよ。

008.jpg



歩いてる途中に目にとまった、木漏れ日に青く光る石と苔が綺麗だった。

011.jpg



そして10分くらい歩くと眼前に見えるのが…これだ!














009.jpg

これが、日本のチロルと呼ばれる下栗の里。
さっき駆け上がってきた急傾斜&ヘアピンの連続はこの中なんだね。

010.jpg



それにしてもこの集落、チロルって言うよりは
天空の街、日本のマチュピチュと呼んでもいいのでは?
何度見ても、これは絶景ですよ。
今日のオススメスポット1つ目。


バイクに戻ったら、次のポイントへ進むよ。
で、しばらくワインディングを進むとしらびそ峠。

ここも標高2000mから南アルプスを眺められる
絶景スポット…なんだけど、この日は雲が多くて
頭のすぐ上、手が届きそうなところを雲が流れてるような状態。
だから背景の絶景は…まっしろけっけ。

012.jpg



そのかわり、雲はすぐ頭の上。

014.jpg



時々雲間からのぞく青空もすごく近く感じるよ。

013.jpg



本来ならここがオススメスポット2つ目。
この日は南アルプスの絶景はおがめなかったけど。

標高が高いだけに涼しさは格別。
そんなこんなしてると、時間は正午を過ぎてしまってる。
おなかも空いてきますよね。

我慢できないですか?
そうですか。
じゃ、もう少し我慢して、うーんとお腹減らしておきましょう!
いいとこ紹介しますから。


つづく。



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スタンプラリー攻略ツー~帰路&Z4インプレ編 [ドライブ]

前回の記事のつづき。

鷹狩山では、雲が低いおかげでまたしても
北アルプスの絶景を望むことが出来なかった…

仕方なく下山し、大町山岳博物館前の駐車場でパチリ。

Z4-036.jpg

この大町山岳博物館、建物が映画『岳』の中では
警察署の建物として登場することは有名(?)な話。



大町の市街地まで下りたら、山側ルートのK306へ。
なぜ「山側ルート」って言うかというと、
なぜだかK306は南北に高瀬川堤防を走るK306と、
山側を走るK306が存在するのだ。

どちらも比較的快走路なので、
豊科IC方面に向かうなら堤防ルート。
R158経由高山方面に向かうなら山側ルートがオススメ。

で、その山側ルートのK306はこんな感じ。

Z4-037.jpg


のどかなルートが続きながら、途中からK25へ。

Z4-038.jpg


そのうちちょっと雨がポツポツしだした。

Z4-039.jpg


R158に入り、島々を過ぎる頃には本降りに。

Z4-040.jpg

けど水澱ダムを過ぎる頃には雨は上がってきた。
水澱ダムが放水していたかは未確認(笑)

先日、赤怒谷トンネル付近で大雨による路面崩壊が起きた場所は
仮設の橋ができていて片側交互通行になっていた。

Z4-041.jpg


崩れた山側はこんな感じ。

Z4-042.jpg

無料実験期間が終わってしまった安房トンネルを抜け
平湯を越えて高山方面へ下りて行き
板倉ラーメンの手前で、飛騨農園街道へ。

Z4-043.jpg


こちら方面へ来たら必ず通る快走ルート。

Z4-044.jpg


途中の牧草地帯で写真撮ってみたり。

Z4-045.jpg


とにかく交通量が少ないから、マイペースで走りながら
いろんなアングルで写真撮影。

Z4-046.jpg


夏の夕方の木漏れ日のなかを快走!

Z4-047.jpg

うっほほーい♪

と、Z4のダイナミックドライビングコントロールを
SPORTS+モードにして攻める。

あとはR41経由で帰宅しただけなので、ココからは
BMW Z4を借りてトータル850kmほど走って感じたことについて。


ここからは、ツーレポではなく、マニアックな車の話になるので
興味ない方はすっとばしてくださいね(笑)



まずはちょうど触れたのでダイナミックドライビングコントロールについて。

SPORTSモードだと、コーナー出口でスロットルを大きめに開けると
メーター内にトラクションコントロールが介入してることを
知らせるコーションが点滅する。
スロットルレスポンスはあからさまに敏感になる。
パワーステアリングのアシスト量も変わる。

SPORTS+モードだと、弱カウンターあてる程度までは
スライドを許可してくれるようで、安心してゼロカウンター旋回が楽しめる。
このあたりの味付けは、ビーエムさん、よく心得てるね。

NORMALモードは、正直エコモードみたいなもので
発進時など、スロットル入力に対しあまりにもタルい。
助手席に人を乗せたときなどは、ソフトな発進でいいかもしんない。

約850km走って、オーバーオールの燃費は12.5km/L(セルフ給油実測)
カタログ数値よりも良いんですが(笑)
バイクでもそうだが、BMWって往々にしてカタログ数値よりも
良い燃費をたたき出すね。
それだけ国産車よりも、誠実なテスト方法でカタログ値を出しているのかもね。

6気筒 2.5L NAエンジンで、1600kgを越える車重を考えれば良い燃費だと思う。

乗り心地などは、あくまで当方の主観だが
ランフラットタイヤのせいか、タイヤノイズは大きめに感じる。
前後225サイズのタイヤを履いていたが、グリップレベルは十分。

シートは炎天下での温度上昇を防ぐため、太陽光を反射するコーティング
された革シート(オプション)が装備されていた。
BMWの革シートらしい、分厚い革を使ってる肌触りの良いものだったが
形状が自分には合わないのか、ちょこちょこアジャストしてみたが
どうにもしっくりくることが無く少し背中から腰にかけて痛くなった。
サイドサポートも心もとない。
はっきり言って、シート形状はダメダメ。
ランバーサポートが欲しいところだ。

コレに関してはオプションでスポーツシートが用意されているそうなので
そちらならもう少し印象がちがったかもしれない。


この車のウリである、電動ハードトップの出来はすばらしい。
閉めた状態での風切り音はしっかり抑えられているし、
土砂降りの雨に当たっても、雨音がルーフを叩く音も合格レベル。
ただしクローズ時の、斜め後方視界は絶望的。
あと、長いノーズのため、左前方の路面も全く見えない。

開閉には20秒を要するが、信号待ちで開閉できる。
走行中には動作しない。
ただし停止中に動作を始めてから動き始める分には、
開か閉のどちらかが完了するまでは動くようだ。
なので信号待ちで開閉中に、青信号になっても慌てることは無い。

オープン時の風の巻き込みも、とてもよくコントロールされていると感じる。
両サイドのウィンドウを上げておけば、ちゃんとエアコンが効く。
ベースボールキャップをかぶって走ったのだが、
ウインドウをおろして走行しても、飛ばされてしまうような
危うい風の巻き込みは感じなかった。

総じてすばらしく良くできたオープンカーだといえるだろう。

とはいえ価格が、この試乗車の仕様で
523万円+38万円(オプション)の561万円。
先ほどダメ出ししたシートをスポーツシートに替えると
さらに10万3千円のエキストラが必要になる。
結果諸費用を入れた乗り出し価格では
確実に600万円を越えてしまうしまうことが一番の問題だな…


ちなみにこの6気筒2.5Lモデルは、まもなく終了だそうだ。
今後は4気筒2.0Lターボモデルに取って代わるのだそうだ。
また6気筒エンジン搭載モデルが減ってしまうと思うと
少し寂しく感じるのは自分だけだろうか…



タグ:BMW Z4
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スタンプラリー ポイント1攻略ツー [ドライブ]

前回の記事のつづき。

『道の駅 ウェーブパーク なめりかわ』を出発し、
再びR8を糸魚川方面に向かって走る。
しばらく走るとまた日本海が見えてきた。

Z4-014.jpg


思わず口ずさんでしまうのはスピッツ。

君の青い車で海へ行こ~う♪
置いてきたなにかを見に行こ~う♪
もうなに~もおそ~れなぁいよ~おおぉ~♪

車は青くないけどね(笑)
夏のドライブにはいい曲だ。

親不知海岸の辺りまで来ると延々つづくスノーシェッド。

Z4-015.jpg

昨年バイクで居眠り運転して、奥只見のスノーシェッドに
軽く接触して冷や汗かいたことを思い出す。

Z4-016.jpg

スノーシェッドのウェーブを抜けたらほどなく
『道の駅 親不知ピアパーク』だ。休憩がてら寄ってみる。
ココに立ち寄るのは3年ぶりくらいか?

Z4-017.jpg

真夏に立ち寄ったのは初めてだが、想像してたより海水浴客は少ない。
平日だから?

Z4-018.jpg

2階建のようになった道路は上は北陸自動車道。
海へせり出すようにして走っている。

Z4-019.jpg

砂浜は、こんな感じで海水浴客はチラホラ。

Z4-020.jpg


さて、さらに進もう。

Z4-021.jpg


途中、ちょっと海岸っぽいところで写真が撮りたくなって
わき道へ逸れる。
人気の無いちょっとした公園があったので
そこでZ4のルーフオープン、クローズの動画を撮影。

Z4-022.jpg


動画はご要望があれば載せましょうかね?(笑)

R8を糸魚川の姫川大橋の手前でK368へ。
そして姫川を渡り、R148へ。

千国街道を南下。
センターラインがイエローでも、割とよく道を譲っていただけるのは
このZ4の顔つきがイカツイからか?
結局この日は、トータルで8回も譲られてしまった。


新潟県から、長野県小谷(おたり)村に入る。

Z4-023.jpg

『道の駅 小谷』にて休憩。

Z4-024.jpg

小腹が空いてきていたので、「ノブタのフランク」を食す。

Z4-025.jpg

まぁ、可もなく不可もなく。
けどこれで¥400はちょっと高いな。
やはり道の駅のフランクは、
愛知県の作手(つくで)の道の駅のフランクが美味しい。

それにしてもまぁ、駐車場のほかの車たちに溶け込めないデザインだなぁ…

Z4-026.jpg

かといって、Super7やエリーゼほどぶっ飛んだデザインでもなし。

さぁここからはひたすらR148を南下。

Z4-027.jpg


白馬のあたり。ちょっと雲が厚くなってきたか?

Z4-028.jpg


途中でK33へ。

Z4-029.jpg


こりゃエエ道だー!

Z4-030.jpg


で、ほどなくスタンプラリーポイント No.1の
『道の駅 ぽかぽかランド美麻』
に、到着。
撮った写真は手違いにより消去してしまったので
残念ながらこの道の駅で撮ったものだけが無い。

K31で大町へと下る。これまた結構いい道。

Z4-031.jpg

大町で少し前にも訪れた山岳博物館の脇を通り
鷹狩山へ上がる。

Z4-032.jpg

結構急勾配の狭路なので、RTだと対向車が大きな車だと
離合が大変かも。

Z4-033.jpg

北アルプスは…

Z4-034.jpg


うーーーーーん…(´ε`;)
前回は黄砂で見えず…今回も分厚い雲に阻まれた…
大町の町は見下ろせるんだけどね。

Z4-035.jpg

またリベンジだな。

ツーリングに行くたびに、リベンジしたくなるところが
増えていってしまうのはいかがなものか…(苦笑)


つづく


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タグ:Z4 BMW
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