田舎グルメ&露天風呂 [ツーリング(R1200RT)]

前回の記事のつづき…


R360に入って南下を始める。
R41よりは圧倒的に交通量が少なく、快走できるが
場所によって道幅が極端に変化することと、ブラインドコーナーに注意 。


そして目指すところは種蔵集落にある『板倉の宿 種蔵』




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実際この日は天気が良かったから良いが、雨降りでも
車で行こうという話になっていたのは、ここが予約しておかないと
食事ができないからなのだ。
宿泊ではないんだけどね。
けど人工的な音が全くしないすごく雰囲気がいい場所だから、
いつか宿泊もしてみたい。




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建物はもともとあった古民家をリフォームしたって感じかな?




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内部は昔の雰囲気を上手に残しながら、綺麗にリフォームしてある。





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この建物、結構な高台にあり、R360から上がってきた道が見下ろせた。




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このお宿、板倉ってのは、昔の人がお金が無くて土壁の倉が作れなかったから
板壁の倉を作ったことから存在するらしい。
そして、この地域では

「家はつぶしても倉はつぶすな。」

という言い伝えがあるそうで、ここで住むことを諦めて
よそに出て行った人も、住居はつぶしても板倉は残してあるおかげで
この種蔵集落には、20棟ほどの板倉が現存するそうだ。




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さて、お楽しみの昼食だ。

こちらで出される蕎麦は、近くの水車小屋で(あとで紹介する)
蕎麦を挽くのではなく、1日3ずつ撹拌しながらついて作った
蕎麦粉で作るという恐ろしく時間と手間が掛かったものだそうだ。

普通に蕎麦だけ出てくるものと想像してたら
サイドメニューがこんなに(笑)




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きっちり1品1品の材料と、入手もとなど、丁寧に説明をしてくださったが
多すぎて覚え切れなかった…
ただ言えてることは、どれもかなりの手間が掛かっているものだということ。
そりゃ予約受けてでしか作れないはずだ。

写真で朴葉にくるまれている朴葉寿司の中身はこんな感じ。




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これだけの内容で1800円って安くない?
同じものを、名古屋とかで出されたら、倍額では無理だろね


しっかり満腹になって立ち去るときも、
宿の方のお見送りは三つ指ついてのお見送り。
恐縮です。

せっかくだから、この種蔵集落を探索しよう。




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ぶっちゃけ限界集落といっていいこの集落。
見渡すだけでも、板倉がたくさん残されているのがわかる。
矢印の建物がたぶんその板倉。




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ちょっと走ったら、例の蕎麦粉をついてるところを見つけた。




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水車でまわすのではなく、獅子威しのような仕組みで、ついているのがわかる。




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美味しいご飯を食べたら、次は旅の疲れを癒す温泉でしょう!
ってことでこのあとはR360~R471~R41~K75と走り、
快走路で抜けられるかと思った道が、突然通行止めだったり …
なんてとこにはまりながらも、奥飛騨温泉郷へ

奥飛騨温泉郷は、個性的な露天の天然温泉が多いことは周知のことだが
その中でも寸志で入浴できるのに、なぜか今まで立ち寄っていなかった
『新穂高の湯』に立ち寄ってみた。

が!なんと災害により閉鎖中!
確かに橋から見下ろすと、湯船の底にかなり土砂が入ってる気がする。
川のすぐ脇にある露天風呂だから、増水したときに入ったのだろう。
寸志でやってるところだから、なかなか復旧しないのかもしれない 。

仕方が無いので、せっかくここまで来たことだし
日帰り湯をいただけそうなところで、もう何度もきている『深山荘』へ。




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もう夕方(16:00くらい?)だったから、日帰り入湯できるか半信半疑だったが
問題なくOKだった。
我々がついたときには、ご夫婦が1組入っていたが、我々が入ってるうちに
貸しきり状態になってしまったので、一応写真を。




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露天風呂に入りながら、川を挟んで対岸の自分たちのバイクも確認できる。

…ってことはつまり駐車場から丸見えってことなんだけどね(笑)


さすがに火曜日は空いてるね
サッパリ汗も流して、いよいよこれからながーい帰り道だ。




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栃尾温泉街を抜ける頃に、17時のサイレンがなった。
こりゃ帰宅は結構遅くなるな…




ジイニストさんのR1150GSは上宝の道の駅近くのガソリンスタンドで給油。
当方のRTは、オンボードコンピュータの示す残走行可能距離からすると、少なくとも下呂までは
持ちこたえそうだったのでそのまま走ることにする。

平湯経由で帰ると、先日のように平湯トンネルで
ずぶぬれになる可能性が高いので、K76で大阪峠越えルートを取る。

そこからは農園街道を繋ぎ、R41に出てすぐの道の駅なぎさにて最後の休憩。
ここで朝に『かつぶん』でいただいた「おすわさま」をいただく。

中身が最中(もなか)だとはこの瞬間まで知らなかったので
個包装の中で「おすわさま」は、すっかり大破していた(笑)
けど美味しかったので、買っちゃだめです(おいおいおい)

下呂市街を抜け、ジイニストさんとはお別れ
この時点でRTの残走行可能距離の表示からすると、自宅の数Km手前でガス欠しそうな表示。
けど噂では、RTはオンボードコンピュータが残り可能走行距離がなくなっても
しばらく走れるということだったので行けるとこまで行ってみよう。

いよいよ自宅近くの、いつも給油するガソリンスタンドの目の前で
残走行可能距離が0を…

…表示することを期待してたらなんだ?---kmって(笑)




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結局、この写真で見たとおり、---kmになったときの
満タンからの走行距離は528.6km 給油量は23.49L

あれ?RTのタンクって27Lだからまだ3.5L以上残ってるのか?
ってことはまだ70kmくらいは走れるって事?
この航続距離はすごいぞ!RT!!!




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