ちんのとうげアタック [ツーリング(SEROW250)]

まず最初に

『ちんのとうげ』

とは何ぞや?


「ちんの峠」でグーグル先生に聞けば

いろいろと出てくるので、あえて詳しくは書かないが



巨大水晶が採れる(かも?)

とか、

パワースポット(かも?)

とか言ったことがよく書かれている。


峠の麓には『鉱物博物館』なるものも存在するようだ。



もともとツーリングマップルを見ても

このへんてこりんな名称しか載っていないので

ずいぶん前から気になっていた場所ではある。






前回の記事に書いた案山子の集落をあとにして

ふたたび走り始める。


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道中、付知川を渡る橋の上から見えた

下の風景が気になったのでおりておりてみる。


下の写真、右のコンクリートの橋から見えた

この赤い橋が気になったのだ。


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この赤い橋は『ちはら橋』と言うようで

この赤い橋の脇には、さらに古い時代の橋の跡と供養塔が残されていた。


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わずかこれだけの距離を渡るにも、

先人は多くの犠牲を払っていたことが偲ばれる。


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広域農道に入り鉱物博物館方面に入ると

目的のちんの峠方面だ。


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ただし、ツーリングマップル中部北陸(2013年版)では

鉱物博物館の記載場所が間違っている(笑)







鉱物博物館の手前を左に曲がり、いくつかの分岐箇所があるが

ここだけ間違えなければ、ちんの峠方面へは行けるだろう。


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このあたりの道は林道で、案内看板は無く支線も多い。

ほとんどの場合、支線の方が路面状況が悪くなるので

上の写真のところ以外は、まず本線を見失う恐れは無いだろう。



麓の鉱物博物館からは10〜15分ほど走れば、峠らしきところに到達。

だが、そこには何も無いので、そこからわずかに下る。


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高峰山への登山口と、高峰山の経緯を語るうんちく看板があった。



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まだお昼前ではあったが、少しお腹が空いたので

ここで持参した携帯食を食べる。


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こういった林道アタックのとき(特にソロでのアタック)は

携帯食と水分持参は必須。


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どこでなにがあるか解らないしね。


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鬱蒼と木々が茂る林道を、麓へ下るのは

上がってきたルートを戻らなくても、いくつかルートがありそうだ。


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そこで椛の湖方面へと下ることにする。


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しばらく下っていき、坂下方面へと下りて行くルートとの分岐を過ぎると

道はフラットダートに。


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雨の多いシーズンだと、路面がエグレてて走りにくい場合もあるが

ここは走りやすいフラットダートだった。


それもしばらく走ると舗装路に戻り、鬱蒼と茂った木々の間から

椛の湖が見えてきたところで…








え!?





























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これまたこの倒木が微妙な高さに倒れてるんだよね。

もう1人居たら、バイクをギリギリまでナナメにして

潜らせられない事も無さそうだったけど

1人でこの角度までバイクを寝かしたら

いくら軽量なセローとはいえ、倒さないで通す自信ないわ。

…と、いうか来た道を戻りながら、もう一度フラットダートを走れることが

逆に嬉しかったり… ムフ♪


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倒木の様子を詳しく見てみると、折れた幹の断面や

枝葉のみずみずしさからして、倒れたのは比較的最近っぽい。


通過中とか、目前に倒れてこなかっただけ

ラッキーだったと思うことにしよう。




仕方が無いので坂下方面へ下る分岐まで戻ろう。

ふたたび舗装からフラットへそして舗装に戻ったら分岐点。


坂下方面への下りは、全て舗装路だったので

ダートを走りたくない人は、素直に坂下方面に降りたほうがよいね。



…とはいえ、さっきも書いたように、林道の中の分岐点には、

どちら方面かなんて看板は無いからカンだけどね。









倒木にふさがれると言う軽いハプニングはあったものの

無事にR256に下りて来れたので、昼食と休憩に

つい先日ジイニストさんのツーリングで訪れた

『Cafe Vient』

に立ち寄る。


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本日のパスタランチを頂く。

焼きドーナツのおまけ付き。


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焼きドーナツの写真が無いな(笑)

お腹を満たしたら、帰宅ルートを考えよう。

すんなりR19で帰るなんていう、つまらないルートはハナから除外。


K6を広域農道に出るまで走る。

広域農道をしばらく走ってるときに

ふと思い立って、全国のスバル車オーナーの間でも有名な

『中津スバル』

に立ち寄ってみることに。


まず一般のディーラーではお目にかかることの出来ない

本革シートの仕様のレヴォーグとか

(無粋なシートカバーが掛けてあったりしないから、革の風合いもよくわかる

 想像していたよりは良いけど、BMWのダコタレザーに比べると薄い割に、張りが強い感じ。)



当時500万円以上した インプレッサの22Bとか


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2012年 年末に中央道 笹子トンネル天井崩落事故から

大破しながらも逃げ切ったインプレッサ(修復済み)とか


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街中では滅多に見なくなったアルシオーネ(含むSVX)とか、

マニアックなスバリストならば、見学だけでも楽しめるお店となっていた。

#店舗面積が広いので、敷地案内図が頂ける。

時間に余裕があるときに、じっくり見学したいなぁ~



アポ無しぷらっと、それもバイクで訪れた一見さんの自分に対して

レヴォーグの説明をしてくれた若いセールス君の応対は、とても丁寧だった。


スバル濃度がスバルディーラーよりも濃密な店を堪能したら

今度こそ本当に帰途につく。



以前R1200RTで中野方ダムから、東へと山越えするのに

結構神経使って走ったK408を、逆向きに抜けてみよう。


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セローならば楽勝だ♪

人道の丘公園を越えて…


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八百津町の旧水力発電所そばで休憩。


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内部の見学も出来るのだけど、この日(月曜日)は休館。


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ここからは自宅までは1時間弱。


帰宅後に軽く洗車して、ガレージにバイクを格納したら

急に雨が降り出した。

うーん、ナイスタイミング♪


この日の走行距離 236km

走行した距離の割には、変化に富んだ濃厚な

ツーリングルートを楽しめた。

岐阜県東濃地域、まだまだ奥が深いな。


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コメント 5

j-taro

ソロでの林道ツーは非常食が必須ですね。
自分はあんパンなどカロリー高めなパン2個と缶コーヒー、水を携帯します(^^;

トンネルのインプレッサ、結局オーナーは手放しちゃったんですよね。
by j-taro (2014-07-05 15:55) 

たんたん

>j-taroさん

そうなんですよね~
特にソロでの林道ツーでは
動けなくなるアクシデントと、野生動物は怖いです。

復活したこの車も現在は自走可能なようですが
インプのオーナーさんは、さすがにもう別の車にされたのだと思います。
by たんたん (2014-07-07 23:06) 

たんたん

>あかりんさん
>MHRさん
>j-taroさん
>makimakiさん

nice!ありがとうございます!
by たんたん (2014-07-07 23:12) 

SAM

行く手を阻む中途半端な倒木
完全に倒れていたら乗り越えようとして
私みたいになってかも^^;
勇気ある撤退に納得。

by SAM (2014-07-10 09:59) 

たんたん

>SAMさん

倒木の左右どちらかのブッシュを回り込むことも考えましたが
そこそこ傾斜があるのと、熊笹の生い茂り方がハンパじゃなかったので諦めました。
特にソロツーは、怪我したりするとなんともならなくなるので
なるべく無難にやり過ごす方向で行動パターンを選びます。

私みたい…って…なにをやらかしたんでしょうか?(笑)
by たんたん (2014-07-10 20:46) 

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