穴ポコ見学~戦争遺産 [ツーリング(R1200RT)]
前回の続き。
志賀高原から中野方面へ下り、道の駅 北信州やまのうちで休憩。
しばらく休憩して、R403で南下。
高速使って一気に…とも考えたが
まだ時間は午前中。
余裕なので下道で行くことに。
トコトコと1時間ばかり走って、たどり着いたのは
こんな穴ポコ。
『松代大本営 象山地下壕』 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BB%A3%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E5%96%B6%E8%B7%A1
入場料は無料。
ただし受付で、どこから来たのかと、人数だけは聞かれる。
貸与されるヘルメットを装着し、いつもRTに積んでいる
LEDヘッドライトも持参する。
まるで鍾乳洞の入り口のようだ。
この時の入場者は当方一人。
ちょっと心細いね。
削岩機のロッドが刺さったままになってるとこ。
その解説。
ずーっと奥のほうまで、だーれも居ない。
こんなとこで、脇から突然誰か現れたらチビッちゃうよ(笑)
案内図によると、この壕の構造はこんな感じ。
さすがに大本営の機能をここに持ってこようとしていただけあって
縦横無尽に張り巡らされた洞窟はまさに要塞だね。
見学ルートは赤線部分の往復。
各所にいろいろと説明書きがある。
説明書きが無いとわからないものばかりともいえる(笑)
これらは掘削機のあとか?
無数にあるよ。
洞内の落書き。
トロッコの跡らしい。
洞内の写真は一部フラッシュ無しで撮っているが
感度をISO6400まで上げている。
肉眼ではもっと暗く感じる。
当方も持参したが、LEDヘッドライト持参がオススメ。
全長500mくらいの見学コース(実際の地下壕全体はかなり広大)
を出たら、外はジャケット着てると暑いくらい。
ここは夏に涼みがてら来ても良い感じだな(いろんな意味で涼しそう)
受付のおばちゃんに、
「ありがとうございました!」
と、声をかけて去ろうとしたら
「お兄さぁん♪ まだ時間あるぅ?」
40年前のおばちゃんが、そうやって声かけてくれたら、トキメいたかもよ?(笑)
おばちゃんの情報によると、パンフレットでは
『見学不可』
と、書いてあるところだけど、実際には見せてもらえる
別の戦争遺産があるらしい。
バイクならココから5分くらいらしいので、行ってみることに。
到着したのはこんなとこ。
で、こんなとこ。
なんだ、ちゃんと見学できるようになってんじゃん。
『天皇の間』ってのがあるけど、これは戦時中に
本土決戦に備えて皇居もここへ移動する予定だった
ってことなんだね。
外から覗き込むような感じでの見学しか出来ないし
覗いてみても、単なる和室(?)って感じだから
写真は撮ってきていない。
ただ、現在外観は地震研究所だから、その中に
こんな本格和室がしつらえてあるというだけで
違和感ありありなのだが、そこだけ単独で見たらただの和室。
小坑道を目指そう。
奥深いとこは、地震研究設備があるから進入できない。
まぁそれでもちょっと珍しいものが見れたかな?
地震研究所を後にして、R403を走る。
屋代の町を抜けて、千曲川を越えると
当方の持ってる2009年版 ツーリングマップルでは
推奨路になっていないけれど、推奨路にしても良いくらい
眺望の良い道に出る。
昼も過ぎちゃったし、特に美味しそうな蕎麦屋もわからないから
千曲川の流れを見おろしながら、コンビニで買ったパンでも食べよう。
聖高原を越えるR403は、もっと交通量が多いかと思ったが
意外と車も少なく快走路。
これで車が多かったら、イエローセンターが続くから
修行の走りになっちゃうだろうなぁ…
この頃から、急に変な色の雲が進行方向に。
朝早く出てきたから、そろそろ疲れも出てきた。
陽が長くなってるから、まだ時間は余裕だけど
麻績(これで「おみ」と読む)から高速に上がろう。
どうやらさっきの、嫌な色をした雲の方向へ向かってるな~
と思ったら、みどり湖PAの手前でパラパラきたのでPAへ。
そしたらなんとこのPA、2輪車用パーキングが無い!
通常2輪用スペースは、屋根があるから雨宿りできると思ったのに!
同じ様に考えてか、当方の少し後に
R1200Rに乗られた紳士風の方も入ってきた。
この写真は、すでに雨が上がってから撮影してるから
陽射しがあるね。
けどバイクはベタベタ。
こういう不意打ちっぽい一時的な雨のときは
クシタニのゴアテックスのジャケットはいいね~♪
その後は全く雨に降られることなく、最後の休憩を
駒ケ岳SAにて。
駒ケ岳SAって、名前のわりに駒ケ岳があまり見えないのな(笑)
上り車線側なら見えるのかな?
朝はガスってたから、全くわかんなかったけど。
帰宅は18時頃。
走行距離は680km。燃費は22.7km/L。
4回に分けての長々としたツーレポにお付き合いいただき
ありがとうございました。
次回ネタは、この翌日(5/8)に出掛けた
『ワザ飯』ならぬ『ワザCafe』ネタの予定です。
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志賀高原から中野方面へ下り、道の駅 北信州やまのうちで休憩。
しばらく休憩して、R403で南下。
高速使って一気に…とも考えたが
まだ時間は午前中。
余裕なので下道で行くことに。
トコトコと1時間ばかり走って、たどり着いたのは
こんな穴ポコ。
『松代大本営 象山地下壕』 Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%BB%A3%E5%A4%A7%E6%9C%AC%E5%96%B6%E8%B7%A1
入場料は無料。
ただし受付で、どこから来たのかと、人数だけは聞かれる。
貸与されるヘルメットを装着し、いつもRTに積んでいる
LEDヘッドライトも持参する。
まるで鍾乳洞の入り口のようだ。
この時の入場者は当方一人。
ちょっと心細いね。
削岩機のロッドが刺さったままになってるとこ。
その解説。
ずーっと奥のほうまで、だーれも居ない。
こんなとこで、脇から突然誰か現れたらチビッちゃうよ(笑)
案内図によると、この壕の構造はこんな感じ。
さすがに大本営の機能をここに持ってこようとしていただけあって
縦横無尽に張り巡らされた洞窟はまさに要塞だね。
見学ルートは赤線部分の往復。
各所にいろいろと説明書きがある。
説明書きが無いとわからないものばかりともいえる(笑)
これらは掘削機のあとか?
無数にあるよ。
洞内の落書き。
トロッコの跡らしい。
洞内の写真は一部フラッシュ無しで撮っているが
感度をISO6400まで上げている。
肉眼ではもっと暗く感じる。
当方も持参したが、LEDヘッドライト持参がオススメ。
全長500mくらいの見学コース(実際の地下壕全体はかなり広大)
を出たら、外はジャケット着てると暑いくらい。
ここは夏に涼みがてら来ても良い感じだな(いろんな意味で涼しそう)
受付のおばちゃんに、
「ありがとうございました!」
と、声をかけて去ろうとしたら
「お兄さぁん♪ まだ時間あるぅ?」
40年前のおばちゃんが、そうやって声かけてくれたら、トキメいたかもよ?(笑)
おばちゃんの情報によると、パンフレットでは
『見学不可』
と、書いてあるところだけど、実際には見せてもらえる
別の戦争遺産があるらしい。
バイクならココから5分くらいらしいので、行ってみることに。
到着したのはこんなとこ。
で、こんなとこ。
なんだ、ちゃんと見学できるようになってんじゃん。
『天皇の間』ってのがあるけど、これは戦時中に
本土決戦に備えて皇居もここへ移動する予定だった
ってことなんだね。
外から覗き込むような感じでの見学しか出来ないし
覗いてみても、単なる和室(?)って感じだから
写真は撮ってきていない。
ただ、現在外観は地震研究所だから、その中に
こんな本格和室がしつらえてあるというだけで
違和感ありありなのだが、そこだけ単独で見たらただの和室。
小坑道を目指そう。
奥深いとこは、地震研究設備があるから進入できない。
まぁそれでもちょっと珍しいものが見れたかな?
地震研究所を後にして、R403を走る。
屋代の町を抜けて、千曲川を越えると
当方の持ってる2009年版 ツーリングマップルでは
推奨路になっていないけれど、推奨路にしても良いくらい
眺望の良い道に出る。
昼も過ぎちゃったし、特に美味しそうな蕎麦屋もわからないから
千曲川の流れを見おろしながら、コンビニで買ったパンでも食べよう。
聖高原を越えるR403は、もっと交通量が多いかと思ったが
意外と車も少なく快走路。
これで車が多かったら、イエローセンターが続くから
修行の走りになっちゃうだろうなぁ…
この頃から、急に変な色の雲が進行方向に。
朝早く出てきたから、そろそろ疲れも出てきた。
陽が長くなってるから、まだ時間は余裕だけど
麻績(これで「おみ」と読む)から高速に上がろう。
どうやらさっきの、嫌な色をした雲の方向へ向かってるな~
と思ったら、みどり湖PAの手前でパラパラきたのでPAへ。
そしたらなんとこのPA、2輪車用パーキングが無い!
通常2輪用スペースは、屋根があるから雨宿りできると思ったのに!
同じ様に考えてか、当方の少し後に
R1200Rに乗られた紳士風の方も入ってきた。
この写真は、すでに雨が上がってから撮影してるから
陽射しがあるね。
けどバイクはベタベタ。
こういう不意打ちっぽい一時的な雨のときは
クシタニのゴアテックスのジャケットはいいね~♪
その後は全く雨に降られることなく、最後の休憩を
駒ケ岳SAにて。
駒ケ岳SAって、名前のわりに駒ケ岳があまり見えないのな(笑)
上り車線側なら見えるのかな?
朝はガスってたから、全くわかんなかったけど。
帰宅は18時頃。
走行距離は680km。燃費は22.7km/L。
4回に分けての長々としたツーレポにお付き合いいただき
ありがとうございました。
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たんたんさんたっら、アナが好きなんだから。
冗談はさておいて、本当に、戦争の爪痕が現在にも残っていますね~。
RT、ホントに、燃費もいいし、長距離を走るのにいいバイクですな。
by ちえのわ (2012-05-15 23:00)
いつもLEDヘッドライト常備なんですかあ〜?ひょっとして夜間走行時はヘルメットにつけて点灯させてるとか?(^^;;プフッ
by 熊鹿夫婦 (2012-05-15 23:40)
本土決戦に備えて作られた壕ですね。
こんなに大きな壕を作っていたのか。
天皇陛下用の壕があるって聞いていたけど実際に残っているんですね。
見学無料って言うのも凄いや。
by yosi (2012-05-16 09:11)
次はいのはなトンネルね。悲しい戦争遺産です。
by にゃびのママ (2012-05-16 11:53)
松代の大本営跡が見学できるとは知らなかったです(^^)
機会があったら穴ポコに(笑
by j-taro (2012-05-16 18:22)
>ちえのわさん
男の子はみんな穴ポコが好きなのです♪
これだけの規模の要塞(と言っていいと思う)を
人海戦術で作ったってのがすごいと思うのですよ。
高速道路や、信号の少ない路線を走ることが多かったせいか
特に燃費が良かったですね。
高速道路上でのオンボードコンピュータの燃費は
最高で23.2km/Lまで行きました。
高速道路でも4速か5速で、6速までは入れないんですけどね。
by たんたん (2012-05-16 21:06)
>熊鹿夫婦さん
はい。小型のLEDヘッドライトを積んでいます。
ロングツーに出かけて、明かりのないところでトラブった時などに
困らないようにって事もありますが
主に出先でのこういった穴ポコ探検や、廃墟探検用です。
ただでさえヘッドライトが眩しがられるRTなのに
その上ヘルメットにヘッドライト付けたら、
前走車への嫌がらせですよ~(笑)
by たんたん (2012-05-16 21:13)
>yosiさん
nice!とコメントありがとうございます!
実は2年位前にこの近くを通ったときに
チラッとこの地下壕の看板を見かけたのですよ。
その時には時間がなくて立ち寄らなかったのですが
それからずっと気になっていて、ようやく訪れることが出来ました。
この大本営用の壕と、天皇陛下用の壕は正確には別の山になります。
すぐ近くなんですけどね。
by たんたん (2012-05-16 21:17)
>にゃびのママさん
nice!とコメントありがとうございます!
こういった戦争遺産、正直なところ
若い頃にはあまり興味がありませんでした。
高校の修学旅行で原爆ドームに行ったとき位かな?マジメに見たの。
鹿児島の知覧で特攻隊の記念館を見て以来
興味…というよりは、日本人として知っておかないといけない
って気持ちになりました。
by たんたん (2012-05-16 21:21)
>j-taroさん
nice!とコメントありがとうございます!
当方にいたっては、2年前に偶然この近くを通りがかるまでは
そんな戦争遺産があることすら知らなかったです。
ココだけ目的に来るほどの場所でもないですが
近くには志賀草津道路や、長野、戸隠などなどありますので
ついでに立ち寄るには良いかもしれませんね。
by たんたん (2012-05-16 21:24)
>モカさん
>YOHさん
nice!ありがとうございます!
by たんたん (2012-05-16 21:25)
よくもまあ こんなとこ 一人で入りましたね。
雨の沈下橋走るより怖いわ。
SAM
by SAM (2012-05-17 20:33)
>SAMさん
入るときには不思議と怖さは感じませんでした。
けどね、出てから沢山の犠牲者を出しているという
解説を読んだら怖くなってきちゃいましたよ…
by たんたん (2012-05-17 22:02)