スタンプラリー攻略ツー~帰路&Z4インプレ編 [ドライブ]

前回の記事のつづき。

鷹狩山では、雲が低いおかげでまたしても
北アルプスの絶景を望むことが出来なかった…

仕方なく下山し、大町山岳博物館前の駐車場でパチリ。

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この大町山岳博物館、建物が映画『岳』の中では
警察署の建物として登場することは有名(?)な話。



大町の市街地まで下りたら、山側ルートのK306へ。
なぜ「山側ルート」って言うかというと、
なぜだかK306は南北に高瀬川堤防を走るK306と、
山側を走るK306が存在するのだ。

どちらも比較的快走路なので、
豊科IC方面に向かうなら堤防ルート。
R158経由高山方面に向かうなら山側ルートがオススメ。

で、その山側ルートのK306はこんな感じ。

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のどかなルートが続きながら、途中からK25へ。

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そのうちちょっと雨がポツポツしだした。

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R158に入り、島々を過ぎる頃には本降りに。

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けど水澱ダムを過ぎる頃には雨は上がってきた。
水澱ダムが放水していたかは未確認(笑)

先日、赤怒谷トンネル付近で大雨による路面崩壊が起きた場所は
仮設の橋ができていて片側交互通行になっていた。

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崩れた山側はこんな感じ。

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無料実験期間が終わってしまった安房トンネルを抜け
平湯を越えて高山方面へ下りて行き
板倉ラーメンの手前で、飛騨農園街道へ。

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こちら方面へ来たら必ず通る快走ルート。

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途中の牧草地帯で写真撮ってみたり。

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とにかく交通量が少ないから、マイペースで走りながら
いろんなアングルで写真撮影。

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夏の夕方の木漏れ日のなかを快走!

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うっほほーい♪

と、Z4のダイナミックドライビングコントロールを
SPORTS+モードにして攻める。

あとはR41経由で帰宅しただけなので、ココからは
BMW Z4を借りてトータル850kmほど走って感じたことについて。


ここからは、ツーレポではなく、マニアックな車の話になるので
興味ない方はすっとばしてくださいね(笑)



まずはちょうど触れたのでダイナミックドライビングコントロールについて。

SPORTSモードだと、コーナー出口でスロットルを大きめに開けると
メーター内にトラクションコントロールが介入してることを
知らせるコーションが点滅する。
スロットルレスポンスはあからさまに敏感になる。
パワーステアリングのアシスト量も変わる。

SPORTS+モードだと、弱カウンターあてる程度までは
スライドを許可してくれるようで、安心してゼロカウンター旋回が楽しめる。
このあたりの味付けは、ビーエムさん、よく心得てるね。

NORMALモードは、正直エコモードみたいなもので
発進時など、スロットル入力に対しあまりにもタルい。
助手席に人を乗せたときなどは、ソフトな発進でいいかもしんない。

約850km走って、オーバーオールの燃費は12.5km/L(セルフ給油実測)
カタログ数値よりも良いんですが(笑)
バイクでもそうだが、BMWって往々にしてカタログ数値よりも
良い燃費をたたき出すね。
それだけ国産車よりも、誠実なテスト方法でカタログ値を出しているのかもね。

6気筒 2.5L NAエンジンで、1600kgを越える車重を考えれば良い燃費だと思う。

乗り心地などは、あくまで当方の主観だが
ランフラットタイヤのせいか、タイヤノイズは大きめに感じる。
前後225サイズのタイヤを履いていたが、グリップレベルは十分。

シートは炎天下での温度上昇を防ぐため、太陽光を反射するコーティング
された革シート(オプション)が装備されていた。
BMWの革シートらしい、分厚い革を使ってる肌触りの良いものだったが
形状が自分には合わないのか、ちょこちょこアジャストしてみたが
どうにもしっくりくることが無く少し背中から腰にかけて痛くなった。
サイドサポートも心もとない。
はっきり言って、シート形状はダメダメ。
ランバーサポートが欲しいところだ。

コレに関してはオプションでスポーツシートが用意されているそうなので
そちらならもう少し印象がちがったかもしれない。


この車のウリである、電動ハードトップの出来はすばらしい。
閉めた状態での風切り音はしっかり抑えられているし、
土砂降りの雨に当たっても、雨音がルーフを叩く音も合格レベル。
ただしクローズ時の、斜め後方視界は絶望的。
あと、長いノーズのため、左前方の路面も全く見えない。

開閉には20秒を要するが、信号待ちで開閉できる。
走行中には動作しない。
ただし停止中に動作を始めてから動き始める分には、
開か閉のどちらかが完了するまでは動くようだ。
なので信号待ちで開閉中に、青信号になっても慌てることは無い。

オープン時の風の巻き込みも、とてもよくコントロールされていると感じる。
両サイドのウィンドウを上げておけば、ちゃんとエアコンが効く。
ベースボールキャップをかぶって走ったのだが、
ウインドウをおろして走行しても、飛ばされてしまうような
危うい風の巻き込みは感じなかった。

総じてすばらしく良くできたオープンカーだといえるだろう。

とはいえ価格が、この試乗車の仕様で
523万円+38万円(オプション)の561万円。
先ほどダメ出ししたシートをスポーツシートに替えると
さらに10万3千円のエキストラが必要になる。
結果諸費用を入れた乗り出し価格では
確実に600万円を越えてしまうしまうことが一番の問題だな…


ちなみにこの6気筒2.5Lモデルは、まもなく終了だそうだ。
今後は4気筒2.0Lターボモデルに取って代わるのだそうだ。
また6気筒エンジン搭載モデルが減ってしまうと思うと
少し寂しく感じるのは自分だけだろうか…



タグ:BMW Z4
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ちえのわ

たんたんさん、お久しぶりです。(笑)

相変わらず、走りこんでますね。

BMWなんて、高くて、手が出ないので、お気に入りのインプレッサで、楽しんでいきます。

奥飛騨圏を把握しているつもりが、飛騨農園街道は、走ったことがない。

今度、走ってみます。
by ちえのわ (2011-08-07 08:55) 

たんたん

>ちえのわさん

おひさしぶりです(笑)
走りこんでますよ~とはいえこれはDラーの試乗車なんですが(笑)
インプレッサも、先日乗せていただきましたが、
足回りも硬すぎず柔らかすぎず。
パワーも必要充分だし、実用性も充分。
あの価格ではバランスの取れた車だと思いますよ。

農園街道は、都合が合えば御案内しますよ♪
by たんたん (2011-08-07 14:44) 

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